スグ飛ぶ

2009年10月25日 日常
 大学を出て40年は経つ。大学時代の1年後輩のラクビーの友人に久々にあった。先週の火曜日の話だ

 積もる話は色々あったが、還り際に「浅井さんは気をつけた方が良い、スグ飛ぶから。」と言われた

 ラクビーの試合でも、練習でも、周りのメンバーが浅井さんの意図が分かるか何んて気にしないで、自分が気がついたらスグ始めてる。と

 そして、続けて「常識が無いから」と言う言葉を言わずに飲んだのかもしれない。きっと親切だから言い出したけど其処まで言い切れなかったのだろう
 出来るだけ沢山の人の前で、自分の調べ考えたた事を話す。のが発表の筈である。
でも書いて来た論文を下向いて読むだけの発表が多い。

 発表する為に、皆の前に出ると上がってしまう。20人程の聞いている人は圧力として重くのしかかる

 その圧力から逃げる様に、余計に下向いて書いたものを読み上げる。読んでいる間にダンダン声が小さくなる。

 チガウチガウ、読むのじゃなくて、聞いている人へ話しかけ、対話しながら自分の内容を伝えるものだ。発表は人へ伝えるのだ。と

 ズーットこの事を学生に教えているつもりだが、なかなか上手く伝わらない。僕も発表が下手なのかもしれない
 僕の講義は中間テストが2回ある。この2回は○×式の100問の3択である。たいして難しい事をする訳ではない。

 出席して聞いていれば分かる事だけが問題にしてある、でも出席してないと何の事だが、質問の内容すら分からない風に作ってある。

 僕は学生の出席の係では無いはずだ。大学の教授であろうとしている。確かに日本を代表するような有名な大学ではなくても、伝えたい事はある。

 僕の伝えたい事が今の学生に役に立つか不明だが、自分が教わって役に立たなかった事は何かは伝えられる。

 学校で教わる事がそのまま役に立つほど現実の会社は古い状態のままで足踏みしてくれている訳ではない。

 今のサラリーマンの試験は毎日だとおもう、だから大学でも毎日試験したいのだが、この中間の2回と期末の3回にしている。

サイバー犯罪

2009年10月22日 日常
 先生、どうしよう、怖いサイトから8万円を払えって、言われた。と 青白い顔して女の子が来る

 大丈夫だよ、無視して、同じ様な悪徳サイトの話は、幾らでもネットに転がってるから、パソコンで探してあげるよ。と google yahooを見せる

 でもね親の電話番号も住所も教えちゃった、怖かったから、クリックして映像みたら会員だからお金はらえ、同意書にもクリックしたと、言われてる

 あたしもバカだからクリックした。

 大丈夫だよ。警察のサイバー犯罪の担当と会う事に成ってますので、お名前とご住所をと相手に言えば引っ込むよ。と僕が言う

 女の子は「ホント。ホント、大丈夫?」 と言いながら、顔の色が少し戻って来た

神谷町

2009年10月21日 日常 コメント (1)
 御成門から神谷町まで 歩いた。 以前は外人の多かった通りだ。今は外人のすがたが減ったとはいえ、それでもよく見る。

 外人、外人した外人でなく、日本に同化したような外人が増えた気がした。文化の交流というのは服装や歩き方まで似て来るのかと思った。

 広島の中心に紙屋町という場所がある、音だけで聞くと同じ「カミヤ町」なのだ。広島に帰って東京の話をしていたら

 娘が「へー紙屋町」て東京にもあるんだ。と言い出した、娘もあの風景に馴染む時代がやって来るのだろう

品川シーサイド駅

2009年10月20日 日常
 こんな名前の駅が有るのかなー?と思って、まあこの辺かなと浜松町からモノレールに乗り天王洲アイルで降りた。

 イギリス人やアイルランド人がアイルって聞いたらどうすんだろうと思うが、もう僕には耳慣れた言葉だ。でも広島に居たので耳にしなかった。久しぶりに聞くとオカシイ

 で天王洲アイル(多分アイランド。とアイルランドのかけ言葉か日本式な造語)でウロチョロしたがシーサイド駅が探せない

 エレベーターをどんどん下り地下5階位のJRの駅に降りたら隣の駅が「楽天、品川シーサイド」と書いてある。

 止めてよね野球のナイターに来たのじゃないから、と思ったでも一駅のると本当に品川シーサイド駅があった。地上に上がって見まわした、確か子供の頃は青物横丁の日本たばこの工場跡地かも。

 子供のころ母の運転する車で、此処までくると次は品川の屠殺場で少し怖かった気がした。道は空いていたが混んでる泉岳寺の方を通った気がする。

 でもあれは40年は前の話だ。昨日、僕があった友達も高校以来の40年ぶりの友人だから仕方ないかも。

腕立て伏せ

2009年10月19日 日常
 先輩から「浅井、腕立ての方法が違う。平手で支えるのじゃなくて こぶしにするのだ。」と言われた


 何時からそうなったんですか? と聞くと 空手では どうもそうやるらしい、年をとると握力がなくなるから 鍛えろ と

 僕は物の判断は 気分というか その言葉を言った人を信じるかどうかで決めてる

 この先輩は今まで僕に悪いことを言ったことはない、仕方がないので こぶしで腕立てをしてみた


 東京へ行ってラクビーをみて(やりたかったなー)昔の仲間と酒を飲んで、ラクビー部の歌を歌って帰ってきた

 「おい このラクビー部の歌を葬式の時も歌うのか?」と話題が年寄りくさく
なってきた、

 すると先輩が そんなこと気にするより 腕立てでもしろ、大丈夫だお前の葬式の時は俺が歌ってやる と

勉強しない

2009年10月18日 日常
 明日は東京に出て行く、40年前の仲間と会う。大学をでてもう40年に成るらしい。

 少し興奮したのだろう、夜なかなか寝れない。明日は1番のバスに乗って飛行場に行くのに起きれなかったら どうしよう

 心配はしたのだが、目覚ましのなる30分も前に目が覚めた。やはり、好きなことは遅れないのだろう

 大学で勉強した思いではないがラクビーはした。学生運動も少しした。でも勉強をしたとは思えない。

 今、僕は教壇に立っているが、学生に勉強しろと僕は言えないとおもう
 「先生、あいつ2股をかっけとるんよ、しかも近場で。どないしょ。」とドアがあく。

 「イイ男か?我慢するほどの価値が有る男か?」と聞くと「そうでもない、普通の男の子で居ないより良いかな程度」と

 「じゃ仕方ないじゃないか、他の探せば。」と言うと「イイ男おらんし、ねぇどなんする」とすがる

 「お前は可愛いけど、その男に惚れているより、今までその男にかけた自分の純粋さが可愛いだけで、その男が好きなのではないんじゃない?」

 「ウーンそうかも」と唇をとがらす

 「使った金は戻ってこない、安めの食堂の不味い料理に金をふんだくられた。と言っても、一度は食っちまったんだし、あきらめたら。」と僕

 「あきらめられないのは、自分のかけた時間と金と純情で、相手の男じゃないだろ」とまた僕が続ける

 彼女は首をコックンと縦にふり「先生、この話は凄く分かりやすい、私にピッタリかも。」と言って帰って行った
 無くった母が嫌った言葉だ。「日本はこうして負けたんだよ、慇懃無礼と姑息因循が村の村長さんから官庁まで蔓延ったんだ。」

 嫌なことは誰が見ても嫌だ、したくない物はするな。英語ぐらい話しとけ、今度は負けるな。その母が死んで10年は経つ

 日本も豊かになり、旧来の姑息因循と慇懃無礼が復活したかのような会議があった。「言葉だけは丁寧で、内容は全くない。」

 オバマに「嘘つき」と野次って議会を追い出された議員がいるUSAの会議のほうがまだ言葉で戦う世界だと思った

お巡りさん

2009年10月15日 日常
 9月の末に盗まれたと思ってた自転車を取りにいった。場所は広島の路面電車にのり草津港という昔の漁村を埋め立てた所だ

 ボランティアと思われてる同年代の人たちに受け取りの手続きをしていた。「警察に盗難届を出しておけば、保管料金の必要はないのですが。」と教えられた

 娘の自転車と車の接触事故もお巡りさんが間に入ってくれて、ぶつけた会社員が汗をカキカキ「東京の本社にも連絡し、後は全て保険会社がやってくれます。」と収まった

 そうだ少しは日本の行政にも信用を置かなければならない。

 
 家に帰ると女房が「メール読んだ?」と聞く、「携帯は自宅の引き出しに入れっぱなしで、来月には解約したいから読んでないよ。」と答える

 「もう、大事な時に連絡つかないんだから。」とメールの内容を言わない、それでも聞くと

 娘が大学から帰る途中に、娘の自転車が車にブツかって、壊れた。娘は「大丈夫です。」と帰ってきて「ママ、自転車屋に行くから修理代をちょうだい」と言ったトノコト

 女房が「それは事故よ、警察に行くのよ。」と言う事で2人で警察まで壊れた自転車を引いていった。

 お巡りさんがイッパイ出て来て、私じゃ処理できないのに、貴方は連絡がつかないとの事
 猫をもらってくれる人が見つかった。家の斜め前の今は辞めている酒屋さんのおじいさんが話し相手が欲しいとの事だった

 おじいさんの孫が息子と小学校で同窓で知り合いの家だ。夜の9時を回った頃に「猫を受け取りに行きます。」と電話があった。

 懐かしい顔に「随分と大人になったね。」と言いながら猫を渡すのを見ないようにした。

 寝ぼけ眼(まなこ)の猫が「これから僕はどう成るの?」不安げに僕に目線を投げる。見ない様に見ない様にと サヨナラをした

 ブログまでお休みした

 

4.6Km

2009年10月12日 日常
猫のお陰で早朝のランニングが昼からに成った。この3日の休みは毎朝走ろうと思ったのに。

 出来れば10Kmは走りたい。でも今日も4.6km しか走らなかった。川沿いのランニングコースを1週して、(気持ちは2週したいのだが)

 自転車で自宅へ帰る、猫の相手をしなければ成らないとかってに思い込む。

 本当はそんな余裕はないのだ、もう少し走りこみたい12月の23日にはラクビーの試合がある。

 如何に相手が年長者とは言え鍛えておかないと去年のようにまた脱腸になっても格好が悪い

白い猫

2009年10月11日 日常 コメント (1)
 何とも良く寝る猫だ。膝の上から下りない。声はだみ声で美声から遠い。目脂(めやに)は取れたが涙目だ

 抱いてると寝るか僕の指を噛むか大した事はしない。パソコンの画面のカーソルを追っかけるが すぐあきらめて膝に戻って寝る

 1日中テレビの前のお年寄りなら最適の友達かもしれない、1日中、画面の前に座るゲーマーは両手を使うからダメだろう

 なにせ片手は猫を触るかナゼルかしてないと嫌がる

 このブログも片手入力なので草臥れる。

 結婚するのも 色々と行動を 制限されるから 生き物を飼うのと 同じなのかも


 
 朝7時に起き、8kmほど走ろうと思ったが、猫も起きて来た。食事をよこせと言う。

 子猫の餌は何が良いのか分からない。女房を起こすのは土曜日だから可哀想だ。と思ってカステラを小さくしてあげる

 食べ終わると遊べと言う、ベランダの猫じゃらし(レモングラスと言うそうな)を取ってきてあそぶ

 すると眠たいと言う、膝に乗せると眠り始める、猫に使われているのだが、腹が立たない。

 でも痩せて、お腹が栄養失調のように膨らみ、目脂もひどく咳もしている美人とは言えない。一応、全身は白い毛だが 尻尾の骨が折れている。

 人懐っこいので、誰かが捨てた猫だろうと思う。起きて来た女房が「カステラなんかあげちゃだめよ、バターと砂糖よ」と言う

コーリィ君

2009年10月9日 日常
 図書館で大柄な外人が音楽を聴きながら、漢字の勉強をしている。ハワイからの留学生のコーリィだ

 20歳と言わずハタチと言うように成った。でも人みしりの甘えん坊でホームシックというか自宅に戻りたがっている。

 100人近い聴講生の前で自分の事を「日本語と英語で話してごらん。」と言うと汗をかきかき始める

 漢字を勉強しているコーリィを見ると、時代が変わったと思う。

 横着な僕はそろそろ日本人も英語を止めても良いのではと思ってしまう。
 広島から50Km程の所に、昔はタタラ製鉄で栄えた加計という街が在る。それから30Kmほど山を登ると 加計高校の北分校がある

 途中でダムを2つ程越える、山の中の湖は綺麗にみえる、其処を過ぎると、稲の田圃が表れる。

 芸北という場所らしい。冬のスキー場になる標高1000mを越える山に囲まれた場所だ

 昨日は大学で午前中に1時間目84人、2時間目108人のクラスを終え、昼から車を2時間ほど運転して、この加計北分校の4人の生徒に授業をしにいった。

 気分の良い学校だ、先生も生徒も仲がと言うか、全員がお互いを良く知っている学校だ。

 チョット内緒にゲームでもという遊びは此処ではしにくいのかもしれない。


猫いらない?

2009年10月7日 日常
 家の猫が死んでから1ヶ月がたった。先生 猫いらない?と学生が言う。猫は欲しいが猫にもよる。それに猫がいると家が空けられない。

 世話するのは女房だから僕が決められない。と答えると、そうか奥さんか決めるのは、と頷かれる

 家の事は何でも女房が決めるよ、僕は決めない。と答えると「ヘー」と驚かれる。

 驚かれても結婚も子供を産むのも女房が決める、新しい生命とか動物をかを飼う飼わないは 女房のものだと答えて帰宅した。

 予兆というものが在るらしい。翌朝、1番で「子猫を預かって」と女房の友達から猫の預かりものが来た
 古い蕎麦がらの枕を愛用していた。最近は何やら合成の素晴らしい枕が出ている。でも長い間、無視していた。

 新しい合成の枕を見て見ぬふりをしていたが、女房が「これ使って。」と言われて、使ってみて、負けたショウガナイと諦めた

 諦めたけど捨てられない。今までお世話に成って、気持よいねむりを僕に呉れたのに、少しばかりの快感で見捨てる訳にはいかない。

 でも押入れの居候のようにお邪魔虫のように置いておくのも限界だ、長い間なやんだ。

 そうだ、学校の研究室のベランダに「子宝草」が増えたから この草の土がわりに蕎麦がらを使おうと持っていった。

 所が、僕が不器用だから、蕎麦がらを沢山こぼした。学生が掃除機を持って来て
ジュージュー言わせながら「先生はこれだから」と言っていた。

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