来週は期末試験です。と言うと「エー」と答えが返る。試験のない講義で良ければ僕はシャベリっぱなしで楽なのだが

 採点と評価をしなくてはイケナイ。これはナカナカ手間のかかる作業である。しかも採点がその人に対する感情が一致しない時が多い

 あんなイイカゲンな遅刻とおしゃべりの子が高い得点を取るなんて許せんと言う気持ちである。

 まじめに聞いていても、態度もよくても、こんな少ししか伝わらなかったのか、僕の教え方が悪かったと反省もする。

 要領の良い子を育てるなら、今のやり方で得点の高い子を評価すべきなのだろうが、人生は要領の悪い子の方が正しい時が多い気がする61歳の浅井であった。

10km走れた

2010年1月12日 日常
 家を出る時は曇ってた。昨日も一昨日も5kmで足が痛くなって断念したので、今日はユックリ走り始めた

 年だから体の痛みは労(イタワ)らなくてはと思うので、何処かが痛くなったら残念だけどそこらから歩く事にしている

 でも10kmくらい走れないと何か寂しい。で昨日はお昼ご飯を抜く事にした。おなかに何か入っていると走らない理由を体が見つけそうだから

 ちょうど12時頃に走り始めた、なんとか10kmは持ちそうだ、でも1時間は切れないヤッパリ1時間20分もかかってしまった。
 僕の部屋に、学校の研究室だが、マンガの本が幾つかおいてある。英語版と日本語版だ、少しスペイン語と韓国語と中国語版もある

 学生がよく読んでいる。古い全集を寄付してくれる学生さんもいる「ブックオフに持ってても幾らにもならんし、俺の本が先生の部屋にあるなら、ダチ、友達のこと、にも威張れる」という

 でかなり溜まっている。一人で話し相手の居ない学生さんがよく読んでいる。「それ読んだマンガだろ?」と僕が話しかけると「忘れとるけ」と気楽だ

 で講義で僕が同じ話をすると「聞いた、何の話か忘れたが、その話題は聞いた。結論もドウすれば良いかも覚えてないし、わからないが同じ話は聞きたくない。先生、新しい話して」とくる

 でもマンガだとニコニコして同じ話を読んでいる

走れた

2010年1月10日 日常
 暮れの試合で腰を痛めた。ラクビーを始めると何時も痛める場所だ。思い起こせば大学生の時からだ

 大学1年の秋にで初めて1軍に成った時に腰を痛めた。「痛い。」と言うと1軍から落とされるから黙っていた

 でも痛いから医者に通った。通ってもナカナカ治らなかった。20代のときは無茶しても何とかなった

 38歳のときラクビーを再開したらまた腰が痛かった。この時は1年ほど苦痛であった。その時に腰痛ベルトを3本ほど買った

 今61歳だが、そのベルトのお陰で腰痛が2週間程で和らいだ。少し走ってみる。「走れた。」でも10kmを1時間には程遠い。

 なんとか9月の菅平までか12月の京都までに走れる体に戻したい

卒論

2010年1月9日 日常
 来週の火曜日の午後5時が卒論の提出の期限だ。間に合うかどうか心配なゼミの学生が多い。

 提出しないとまた1年卒業が遅れる。3-4年は暇、時間があるから、卒業論文に当てるのが大学という事に成っている

 アメリカの大学は卒業論文が無いとか、書かせて意味が有るの?とか今頃になって文句を言う学生もいる

 でも出来上がった何人かの卒業論文を読んでいると、4年で此所まで言うようになったのかと感心し、あとはこの言う様に人生が歩めるのかと気になる
 

鍵がない

2010年1月8日 日常
 正月休みを終えて鈍った体だ、ついつい寝過ごす。昨日は2時間目からの講義なのでユックリ家をでた

 で学校について気がついた「研究室の鍵がない。」あと10分で講義を始めなくてはイケナイ。

 でも学生に配るプリントと今日の予定のアンケートは研究室に置いてある。無くても講義は出来るが、格好が悪い

 事務室にマスターキーと称する何処でも開く鍵を借りにいくが、ほかの先生が持っていって手元にない。誰が持っていた不明だと

 もう一つあるはずと事務室でだめなら施設課があると施設課にまわる。有った。学校中の鍵が並んでた。

 鍵を開け、プリントを取り教室に入ると、学生さんが「先生、ネクタイが後ろから出てます。」とワイシャツの襟を直してくれた

教室を半分だけ

2010年1月7日 日常
 お正月あけに講義をしに教室に行くと、学生が左の半分の席に座っていた。なんか変だな?と思った

 200人は入る教室の左側だけに60人ほどが座っている。全員出席しても114人の講座なのだがと思ったがなぜ左側だけなのかな?と思った

 で思い出した。wikiで卒論の書き方を教えるから、パソコンの操作を見せるから、パソコンの側においで、と年末に言ったのだ

 すっかり忘れている僕は。きちんと座っている学生さんに悪い気がした。
 小雪が舞っていたので、自転車での通学をやめて、家から車に乗って出かけた。車だと着るものがちがう

 服装が自転車通学と自動車通学とでやはり変わるのである。日頃つき合っている自転車に失礼な気がした

 車を坂の下に止めて研究室まで歩いた。残りは階段でせいぜい30mの標高差であろう。

 帰りにお隣の先生に「車ですから自宅まで送りますよ外は小雪です。」と研究室をでた。

 「車はすいません坂の下に止めてあります。」と言うと、研究室の前に駐車場があるのにと言う顔をされた

 「車でここまで登れますが60kgの僕を30mあげるのに1トンの車をつき合わせて登るのはエコじゃないと思いまして。」と答えると 相手が微笑んだ

新年会

2010年1月5日 日常
 2月に1年間の留学を終えて帰る韓国人の留学生と新年会をした。人数は先生2人学生4人であった。

 夕方の6時に駅前の本屋で待ち合わせして、全員が時間より早くきて、居酒屋へ向かう

 入り口で「予約ありますか?」と聞かれ、居酒屋に予約が要るのかの?と思いつつ「6人ですけど予約してません。」と少し待つ

 3人とも話す日本語が上手になった。読み書きは韓国で「日本語検定」を受けてから留学しているので出来るが、日本語を話すのはヤッパリ実際の訓練だ

 3人が言うのにはアルバイトで接客、サイゼリアとか、居酒屋とかで毎日、お客さんとと話しているのが一番早いとの事だった。

 接客は人と人とを つなぐ訓練だと思えば楽しいのかも知れない。それにカタカナがこんなに多いと思わなかったとの事だった。

初売り

2010年1月4日 日常
 朝の食事の時に娘が今日は9時から塾のお正月の特訓だという。お正月休みだから車で送ろう。と僕

 「運動しないとイケナイから駅前の塾まで歩く」と娘、駅までは歩くと30分かかる。じゃパパも運動しようと一緒に8時少しすぎに家を出た

 パルコの脇を通ると。「最後尾はこちらです、お並びください」と声がかかった、そうか親子で買い物に来たと思われたか、と列の脇をとおりすぎた

 駅前の塾まで娘と歩いて、娘と別れ同じ道を家までかえると、パルコの初売りは朝の9時に開店するらしい。

 「混雑しておりますので順次入場させて頂きます。」とマイクの音が聞こえた

年賀状

2010年1月3日 日常
 営業時代に2000枚出していた年賀状である。いま学校の先生になって200枚に減らした。

 2日の終わりに数えたら300枚来ている。のうち100枚は僕の出した人だ。つまり100枚は往復した事に成る

 残り200枚は、僕が「今年は。まあ良いか。出さなくても」と勝手に遠慮した人である。

 勝手に遠慮した方のは「年金生活に入りました。」とか「毎日が日曜日です。」とか書いて来る方が数多くいる。

 「浅井の年賀状が一番楽しい。」と書いてくれる方もいる。年を取ってくると世の中から「忘れられた。」と思うから

 自分もキットそうだから、年賀状は出さねばとおもうのだが、去年、僕の力は200枚が限度と決めた。

 皆様の気持ちに答えないのは 失礼だし 自分一人で生きてる訳でないので、やっぱり返事は出そう。お返事は4月頃までかかりそう

散骨

2010年1月2日 日常 コメント (2)
 ブーゲンビルで乗った船が撃沈され、パラオでも海に漂い、広島で原爆を生きて残った父は

 死ぬ頃に成ると、「生きてる俺たちに墓や戒名が有っては申し訳ない。」と言う気持ちに成ったらしい

 特に母に先立たれからは、その気持ちが強くなり、死ぬ数ヶ月前に墓をお寺にもどした。

 従い父の言う通りに骨を海に流した。だから浅井家には墓が無い。その代わりに新年の挨拶を海にしに行く

 風の中、雲の間から少し太陽が覗いた、ほんの一瞬だ。あとは小雪の舞う寒い一日だった。

お汁粉

2010年1月1日 日常
  除夜の鐘を撞きに行った。お寺さんが「鐘が喜びますきに 皆さんで撞いて下さい」と

 家族で1つづつ 娘 息子 女房 僕の順で撞いた。小雪が舞っていた。「お寒いですきに、お汁粉でも」と

 庫裏に入るとツイツイ ストーブの前に立ち止まってしまう。お汁粉と漬け物t頂いて座る

 ご近所の、息子が小学生の頃の友達に家族同士で ご挨拶をする。毎年このお寺で午前零時を越す。


 
 デフレだそうである。色んな物が安いというのか、売り場が閑散としている。その中で880円のジーンズが目に入った

 何処も悪くない、サイズも豊富である。それに僕はジーンズを1枚も持ってない。売り場の前を何回となく往復した

 すると店員さんが「いらっしゃいませ。」と声をかける。やだな恥ずかしいな880円をオジンが買おうか買うまいか迷ってるなんてと自分で思う

 僕は洋服に着られるタイプだ。馬子にも衣装を地で行くのだ。880円の洋服を着ると、880円の男になりそうだ。と思って止めた。

銀杏

2009年12月30日 日常 コメント (2)
 粒の綺麗な銀杏を女房が買って来た。電子レンジでチンすると美味しい。と言う事でやってみた

 封筒に入れてレンジにいれる。20秒程でポンポンと音がして美味しそうな匂いがして来た。

 で学校にもって行ってお八つにする事にした。で学校でやってみた。でも学生さんに受けないのである。

 「先生、匂いが私受け付けないのです。」から始まって「田舎の家の前に落ちとるし、子供の頃から臭かった。」と手をだす学生が少ない。

 そう言えば学校の銀杏も誰も拾いにこないし、喜ぶのは土地の無い都会者だけかもしれないと思った

タイツ

2009年12月29日 日常
 アンダーアーマーなる下着というかタイツが流行っている。ピタットして摑まれにくいので汗をかかないなら良いと思っていた

 使っている若い人に聞くと、汗をかかないしサラットしてる。と答える。良さそうなので買いに行こうかなとスポーツオーソリティに行った

 でも野球部の学生が着ている黒いシャツとタイツと余り変わりがなさそうだ。ウーン買おうかどうか迷う

 確かにアメリカ発の良いものも沢山ある。でもそのうち日本の繊維会社が改良品を出して来るかも、と思って買わないで帰ってきた。

 しかし水を通さないゴアテックスってまだ日本で代替品のブランドが確立してない?から、意外と時間がかかるかも、僕が走れるまでに代替品がでて欲しい。

腰痛

2009年12月28日 日常
 試合の3日あとぐらいから体に痛みがでてくる。本来なら試合のすぐ後に出なければイケナイのだが歳と共に痛みの出るのが遅くなる

 椅子から立つ時に、両手をついて立ち上がる。一回座ると、立ち上がるのが億劫になる。

 ウウうーと息をつきながら、たちあがると女房が「病院の待合室に居るみたいだね」と言う

 何を言われても、痛いのも走って来た、高々20分なのだがそれでも走った、その証拠というか印だと、何となく嬉しいのだ。

 もう一つ顔の目の下に小さな傷が出来た。この傷を学生さんに自慢したいのだが、お正月が開ける頃には消えてしまうから、他人に自慢できないと残念なのだ。


図書館

2009年12月27日 日常
 27日の日曜日から図書館がお休みになる。お正月用に沢山借りて来た。でもそんなに読める訳ではない。

 気持ちが欲しいのだ、読みたいという気持ちだけ大きくて、読める訳ではないのだが借りて来ると安心する

 去年は読めなかった本を今年は読んでみようと欲張った。で読み始めると眠くなる。ウトウトしながらマッサージの椅子に乗ってると、本当にねてしまう。

 バタンと本が落ちる音がして「アッいけない」と目が覚める。本当は欲張るのがイケナイのだが
 25日は高校生で来年、この大学に入る事が内定?した生徒に講義した。大学の授業の雰囲気を味わって貰おうという講義だ

 東京から戻って講義をすると、何故か水の違いを感じる。地方の色というのか、風土というのかの差だ

 生徒さんは元気だ、新しい集団の中で、自分をドノヨウに出そうか未だ決めかねている。

 大学に入るまでは、大学の講義など聞かせない方が、入学後に新鮮な気が長持ちする気がするが、何かしないと不安だという大学の気分の表れかもしれない。

 僕は高校の講義を覚えてないので、高校とと大学の講義の差を感じさせる話が出来たかどうか不明だが


 東京へ行く時は嫁さんの実家に泊まる。僕の父母は15年程前に他界したので、今は女房の父母の77歳と81歳がお爺ちゃんおばあちゃんだ

 孫からみればお爺ちゃんとお婆ちゃんだが、61歳の僕と年齢差が大きくある訳ではない。育って来た文化も共通したものがある。

 嫁さんの実家で朝飯をご馳走になっていたら、「部屋を片してしたら昔の写真が出て来た。」とアルバムが出て来た。

 そのアルバムに蔵王でスキーしてた時に撮ったと言うトニーザイラーの写真貼ってあった。

 東京に来ると。ドンドン時代が逆戻りする気がした。

 

 

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