尾道東高校

2008年11月20日 日常
 元気な若い美人の英語の先生が「職業理解のキャリア講座です。」と出てきて「学校の宣伝をしないこと、学校のパンフレットを配布しないこと」との注意を何時もの業者がした。

 僕の講義を聞くのは高校1年生だ、よく笑う。僕は教師をやるより。自分の歴史を語るだけで、生徒が耳を傾けてくれるこの講座が好きだ。

 大学でエンタープライズ反対と学生運動をして、北京に行って、住友商事でブラジル、アフリカと周り、アフリカで電話網の通訳をしていたから、日本に帰って電話屋になり、その携帯電話屋が外資に成り、

 外資の上司とソリが合わず、学校の先生に成った。と話すだけで「語学を使った職業理解になる

 芸が身を助けるを、英語、中国語、ポルトガル語、インドネシア語でやった事になるから。

 同じ講義を2回しろと言われても、出来ないので、多少の出来不出来はあったが風の寒い中、日差しの暖かい教室だった。生徒も温かく僕の親父ギャクに付き合ってくれた。
 

音が出ない

2008年11月19日 日常
 講堂でやる大人数の講義のときは準備がしにくい。

 きれいな講堂なので鍵がかかっているから、鍵を借りに事務室まで行かなくてはイケナイのだ。

 僕の講義する大学は比治山大学と言うくらいだから学校は山の上にある。鍵を借りに上ったり下りたりするのが、ツイツイ手間である。

 従い、前の日に映像設備をセットするほど余裕はない。しかも鍵がイッパイありドアを開け照明を点けるだけで5分はかかる。

 それに授業の前の20-30分で、DVDやビデオをセットして、ケーブルをつなぎ 映写のプロジェクターの焦点をあわせねばならない。

 これを、学生が「テキスト忘れた、プリントなくした。」「先生おれ先週休んだ。」「先生、テスト受けてない」に対応しながらやらねばならない。

 ビデオを流しているつもりで講堂の入口のホールで新しいテキストを配っていると、映像は出ているが音が出てないのに気がついた。

 でも講義の前のこの時間では直せない。諦めて映像だけで講義をした。意外と学生は静かであった。

 僕の失敗を責めない優しさが有り難かった。

先生 おごって

2008年11月18日 日常
 可愛い子が「先生、おごって。」と来た。僕はスグ「お前。可愛いからおごるよ。」と返事した。
でも2人では出かけさせて呉れない。

 「皆も一緒よ」と言われて、此処でビビチャ男が廃る(すたる)でも沢山呼ばれたら僕の財布が持たない。

 「何人でも呼んでコイ。でも餃子の王将だ。」とした。 それでも不安なので先生を集めた。

 若い順と美人の順に呼び集めて5人になった。これだけ支払側を揃えれば何とかなる。

 月曜日は空いてるから一番空いてそうな4時から吞み会を始めようとした。
でも僕の4時10分に終わる講義がナカナカ早めに終われない。時計を見ると4時半だ。

 部屋に戻って着替えて出かけようとすると「先生が遅れたから、卒論の訂正に出かけた。」と足並みが揃わない。

 河を渡って呑み屋に向かう頃には、秋風が強くなった。

 呑んで食って、腹いっぱいで学生は11人で先生が5人で合計16人で5時から9時半まで騒いで合計3万円だった。学生1000円、先生4000円の割り勘にしてもらった。
 土曜の夜は、雨が酷かったので、駅前の塾に通う娘の「お迎えに」車で出かけた。9時半に終るのだ。食事がマダだたので息子を乗せて夫婦と3人で行った。

 食事は、僕が外人バーと呼ぶ呑み屋にした。ポテトチップが付いているハンバーガーがアメリカ風で大きいからだ。

 豚のわき腹肉(スペアーリブと言うそうな)の大きい方を頼み 生ハムサラダから食事が始まった。

 フライドチキンの小さい方と、オニオンリングの大きい方と、アボガトの玉蜀黍パン包み(ブリトーと言うそうな)牛肉の刺身、オリーブ油とチーズのせ(カルパッチョと言うそうな)むき身海老のフライをチリソースに浸けてたべる(ポップコーンシュリンプと言うそうな)

 等々を頼み、お酒は僕の黒ビール3分の4と普通のビール4分の1だけで、あとはお水を3つにした。勿論ハンバーガーは頼んだしスパゲッティーも頼んだ。

 デザートは僕を除きガトーショコラとクレープとなんとかブリュレを頼み、アイリッシュコーヒーにカシスのジュースに抹茶ミルクと呑み屋と
思えない注文となった。

 値段は1万1千円で高いのか安いのかよく分からないが、酒を飲んでるよりは安いと思った。

卒業生

2008年11月16日 日常 コメント (1)
 東京の幼稚園の先生をしている卒業して5年目になる男の子が顔をみせた。将来の事を考えて親の近くの広島でもっと長くできる仕事を探したいとの事。

「先生、何処か有りましたら紹介ください。」と丁寧だ、人間が少し出来てきたのと親の有り難味が分かって来たのだろう。2人で餅を焼いてたべた。


 彼が帰ってすぐ去年の卒業で中学校の先生をしている女の子がきた。僕はお腹は膨れて(ふくれて)いたが、可愛い子なら話は別だ、2人で昼飯にでた。

 その子の言うのには、学校の仕事は授業以外の方が大変だし手間も多い、
生徒に授業をするのは、学校で習っているので問題は少ない。

 むしろ修学旅行とか親への対応とか学校内の人間関係とか習わない事が大事だと色々聞いて僕の一日は終わった、今日も何もしないかった。

TU高校

2008年11月15日 日常 コメント (2)
 校長室に平山郁夫が描いた池田勇人が品よく掛っている。1学年80名程度の学校だ。此処で昨日は模擬授業をした。

 海外と国際関係論の話をしたのだが、学校には1人だがアメリカからの留学生もおり、また来週はオーストラリアへ修学旅行と僕が話さなくても現状は進んでいる。

 高校でする話は毎回同じような事を話すのだが、聞き手が違うと、違う話になる。生徒が目で「次はどうなるの?」とか「じゃこれは?」と聞くのだ。

 昨日も日本語の漫画のナナとドラゴンボールの英語版を講義していたのだが、いつの間にか中国の餃子の問題やアメリカの選挙や日本の給付金に成っていた。

 教師は生徒が作るが本当であろう。気持のよい生徒であった。

KR高校

2008年11月14日 日常
 高校野球で有名で、以前は街中の宇品(うじな)にあり、今は広島の郊外の「伴(とも)」にあるKR高校へ講義をしに行った。

 掃除された広い玄関と緑が奇麗である。最近は高校の玄関に大学の偏差値を貼ってある高校が多いので、貼り紙の無い廊下が有り難かった。

 僕は高校で講義をするのが好きである。僕の通う大学へ入る人だけを見ていては、人間の全体にならない。

 元気な女の子と少しハニカム男の子が大勢の高校だった。高校の先生が心配するほど態度が悪い生徒はいない。多少のヨソイキの格好と大学の先生への敬意は払ってくれる。

 日本人の中心のような元気でよく動く生徒だ、笑いの反応も、答えに困った時の対応も早い。

 僕は東京の大学へ行く人も、広島を出ないで大学へ行く人も、色んな人がいて人間だと思う。

 でも学校の先生は、優秀な生徒を基準に物を考える傾向がる。自分は世の中の指導者と思いこむ方も、優秀な成績で優秀な大学を出た方が多い。

 しかし優秀な大学を出て、USAへ留学し、MBAを取り、アメリカの大手金融会社のリーマンブラザーズに就職した人間も同じ人間の種類である。

 
 講義の間に学生と雑談してたら、後ろの席から「先生、俺、なんで大学に来てるか分からん。」と大きな声が聞こえた

 教室の学生の心が動いたので、「ええ格好しい。だよ」と答え「結婚式の司会が話しやすいよう大学は出ておきなよ」とつなぎ

 これだけ大卒がアフレテいると、大卒を雇う時には特に理由はいらないが、高卒の人を雇うとなると、採用の担当者はこの高卒の人は暴走族ではないとか、説明しなくてはならない。

 サラリーマンは自分が責任を持つのが困るので「とりあえず大卒を揃え(そろえ)ました。良い大学から普通の大学まで」と答えたいのだよ

 できれば、なぜ大学へ来たでなく、なぜ生きとるのかを考えてくれるとうれしいのだが次の質問は 「給付金は俺、もらえるかな?」だった。

幼児教育

2008年11月12日 日常
 比治山大学は広島では幼児教育の短大で有名である。シッカリ教育しようとの意図がアフレテいる。

 僕は1時間だけこの幼児教育科の学生を教える。大学なのに(短大だが)指定席である。

 大学は自由だ、例えば講義の際に何処の席に座っても自由だ。というのは高校を終わってすぐの学生には目新しい事である。

 でも、その程度の自由は、本人が力をつけて社会に出る有利さの度合に比べたら大した事ではないのだろう。

 「僕は、一時間しか授業をしません。出席も携帯からの送信です。皆さんの顔も名前も知りません。」

 「だから出席のメールを送信したら、僕が黒板に字を書いている間に、部屋から出られても、僕は誰が出て行ったのかわかりません。」と言っても誰も出て行かなかった。 良い学生なのだろうキット。

中間試験

2008年11月11日 日常
 月曜日は3時間目の158人と4時間目の218人に「おさらい」のつもりで100問の3択試験をした。

 僕が採点するとしたら158+218=376人×100問の37,600項目をチェックすることになる。マークシートでも使わないと無理だ。

 だから、100問を終わった学生に手を挙げてもらい、僕が回答を渡し、自分で採点しもらい、点数と名前を携帯で送信して貰う。

 後はパソコンが平均点と上位の成績優秀者を教えてくれる。それでも出口で回答用紙を回収する。

 回答用紙を回収していると、「先生、点数を送信したけ、回答用紙いらんじゃろ}という学生がいる。「だからー『僕は100点です。』と送信されても信じる訳にいかんだろ。」と答えた

懸垂

2008年11月10日 日常
 僕は体育が2だった。野球も下手で入れてもらえなかった。高校からラクビーを始めたが、恐ろしく下手であった。

 昨日、酔い覚ましに朝からお風呂に入り、体操に行くことにした。今年は1か月の謹慎をくらって自宅にいたので、仕方がないから体操に通った。

 その体操が続いているので、今はウエストが94cmから85cmまで落ちた。お陰で体重も70kgまで減った。

 ならば、子供のころから一度もできなかった懸垂ができないかと。鉄棒にしがみついてみた。やはりダメだった。

 来年のブログには懸垂が出来たと書けるかなと欲張った。

犬も歩けば

2008年11月9日 日常
 朝、学校に出で、授業の準備をして、夕方の6時からお隣の先生と外人バーで呑むことにした。

 6時に店に行くと「先生、今日は貸切じゃけ、次の外人バーに電話入れとくけ、そっちに行って」と、2人でヨタヨタ歩きだした。

 次の外人バーでカウンターで2人並ぶと、「先生、ココに、イル、ナゼ?」と肩をタタカレル、

 見れば、娘が通うアメリカンスクールの主婦達が誕生日会をしていた。「奥さんも呼んで」の声にアイマイに返事をしながら仲間に入れてもらう。

 店は満員だ、カウンターの隣の客が3回ほど人れ変わり美人が2人で飲みにきた。代金630円のピスタッチオの量が多いので半分こして話が始まった。

 12時を過ぎてこの美人2人と2軒目にはしごした。夜中にまじめな臓器移植の話になり「女の子に花を持たせない。話し方はヒドイ」と言われながら2時過ぎに家に帰った。

 相手が美人でも譲らない自分の性格は治らない。

営業

2008年11月8日 日常 コメント (3)
 営業は学生さんの嫌いな言葉らしい。普段は100人単位で200人の講義もあるが、営業と名前が付くと、講義を聴きにくる学生の数がへる。

 昨日の営業の授業は18人だった。全員が来ても20人の授業である。学校もこの営業は評価してないようだ。

 普段の授業は2単位なのにこの授業は「演習」と称して1単位である。僕は演習であれ講義であれ授業に差はない。

 会社に営業がなければ、会社はツブレルと思うのだが、お金を使うのは好きでもお金が入ってくる営業は「ながーいお小遣いをもらう。」生活から抜け出られないのかもしれない。

 その中で「あの彼氏と別れた、頭も、顔も良いし、親も金持ちだが、理屈ばかりコネてて4年の10月に成っても就職活動もせん。」とサバサバしている女学生が「営業って、色んな人に会えるのでしょ。」と小さく笑った。 

留学メルボルン

2008年11月7日 日常
 1年間オーストラリアに行っていた女の子が「聞いて、聞いて」と話しだした。

 大学の寮だと聞いていたの、行ってみたら木賃宿(バックぱッカー)の4人部屋で南米のカップルと住所のない男性の2段ベットだった。

 学生の登録ができてなくて、パソコン使えなかった。から始まって。日本の大学に助けを求めても、何の援助もなかった。

 偶々、息子が日本で英語の教師をして日本人の奥さんがいるホームステイの叔母さんにたすけられ、温かいご飯を2週間ぶりに食べた事。

 学校を信じてはイケナイ事、すべて自分でヤルという事を学んだと帰って来た。

 更に、日本の学校に帰って、誰に話しても、逃げ腰で、責任逃れみたいに、「大変ですねー。」と他人事にしか聞いて呉れない。と怒ってた。

 この子は語学だけの留学でなく、外国の大学で勉強する意思を持っていた。だんだん女の子は強くなる

「先生が聞いてくれて、スッとした。」と帰って行った。

お餅

2008年11月6日 日常 コメント (1)
 研究室に人がゴッタガエシしている。研究室と言うようり、部活の部室の雰囲気だ。

 毎日、色んな話題がある。昨日は「10月に彼氏と別れた、就職活動せんもん。」だった。

 「良いとこのボンボンだって思って付き合ったけど、働かん奴はイラン。親の金を当てには出来んし。」と何とも凄い。

 「オイ、お餅を焼いて、食べようや。」と言うと「先生、私は大食いです。2つ食べます。」と元気だ

 トースターに一度に5つしかお餅が入らないので、焼いた餅を磯辺と黄粉で食べた。食べたい人数も多く焼くのは2回、3回と増えていく。

 お餅も皆で食べると上手い。
 火曜日のお昼は僕の研究室は人だかりで満員の筈なのだが、昨日は人がマバラだった。

 休み明けだからかも知れない。でも何時もの顔はほぼ揃った。たった2-3日の時間だが学生の育つのは速い。

 昨日、仲たがいをしていた学生同士が、今日はご飯を分け合っている。心配しなくても成るように成るものらしい。

 就職の面接をした女の子が次が2次試験だと来た。「先生、あれ利いた。」という「何が?」と聞くと

 「自分の長所は、父が小さい頃から、自分の長所なぞ言うなと育てて呉れたので、言うことありません。のセリフです。」という

 「そうか、よかったな、今度、欠点を聞かれたら、こう答えろ」と言うと
「エッ、エッ、どう言うのですか?」と聞く

 「すいません、欠点は多すぎて、恥ずかしいです。と答えろ」と

会って話す

2008年11月4日 日常
 久しぶりに会って話した。離れているの人とはメールも電話も有るので何時でも連絡は取れているのだ。

 でも会って話さないと、情報の量が違う。紙に書いてある事はわかるが、紙に書いてない、言葉だけでない、何かがあるのだろう。

 昼過ぎに、持ってきてもらったお弁当を電子レンジで温めながら、学校のバザーで買ったお茶を入れる。

 話をしだすと、一日でも話すことになる。でも今日は体操をしないといけない、僕の肥満が始まる。心は残るが体重の維持も必要だ

 最近は体の限界が頭の限界と思うようになってきた、走りながら考えを整理すると答えが出てくる気がする。

 心は残るがお弁当を頂いて、早々に退去した。
 

親と卒業生

2008年11月3日 日常
 「先生、2度目の職場です。」と5年前の男子の卒業生が来た。話していると「先生、彼氏、出来た。」と去年の卒業生が男の子を連れて入ってくる。

 最近は女の子が強い「良い男じゃろ。」と自慢している。若いのは変化が有るから伸びるのだろうと思う。僕も変化を恐れるようになってはイケナイと思う。

 「息子がお世話になってます。」と出雲から母親が来た。もう一人の母は娘を連れて「この子が、家にばかり居りまして、学校の無い時でも先生の所にお邪魔させまので、よろしく。」と言う

 僕の大学の頃は親父やお袋を呼んだ事がなかった、今 この大学が変わっているのか、父兄によく会う。時代が変わったと言えばそれまでだが,「僕の父も母も大学の先生に会いたかっただろうな」 と思う。

修羅ばった

2008年11月2日 日常
 昨日まで「彼氏とドウ別れよう。」と泣いていた可愛い子が、ニコやかにドアを開けた。

 「ドウした?」と聞くと「修羅ばった。やった。終わった。」と元気である。若いというのは素晴らしい。

 昨日はオープンキャンパスだった。卒業生と言っても僕と同年代の昭和22年23年の卒業生会長とでも言うべき理事に、この話をしたら。

 「ハッ、ハッ、先生、面白いけど、今しなしでその話、ご近所の年配の方が聞くと学校のイメージが壊れる。」と

 そうだ良妻賢母、質実剛健を旨とする女学校だったのだ。しかも、現実に学生の大半はまだ恋愛も始まってない男女が多いのだ。と思う。

 それを、オープンキャンパスのミスコンの審査員をしていて、「そうか、現実から遠いからこの男女入れ替えた男装、女装ミスコンができるのだ。」と感じた。
 ゼミの希望を第1から第5まで書き込む欄がある。昨日の朝、学校に行くと廊下の奥に学生が2人いた。

 「先生、xx先生の部屋が暗い、まだ来とらん。」とアメリカの映画みたいな感じの2人のナイスボディーが寄って来た。

 「僕だけだよ、サラリーマンの癖が抜けないで、授業がなくても朝から毎日、学校に来るのは、大学の先生は授業の時しか来ないよ。」と答えると

 「先生、スタンプラリーに参加して、ゼミ選びを5ッもしなければならない」という「今頃遅いよ、僕のゼミはもう満員、第1志望じゃなきゃ何処でもサインするよ。」と答えると

 「大丈夫、先生のゼミに行かんけ。」と真っ白な希望用紙をだして「ここの第5志望にサインして」と言う

 女と靴下は強くなったというが、1番嫌いという、第5志望でも僕はこの学生が僕のゼミ生として来て欲しい、とサインした気がした。

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