嗚呼!!花の応援団。原作どうくまんの主人公である青田赤道に驚いたのは、もう30年は前の事なのだろう

 BE-BOP-HIGH-SCHOOL,のウンチ座りに、驚いたのも20年は前の事なのかもしれない。

 暴走族も影を潜めてツッパリの形も変わって来た。背中に大型で派手な刺繍が施されているクローズのジャンパーも流行った

 でも今は何故かヤンキーは焼きそばパンだ、時代とともに、変化している。ヤンキーですら変化して進歩している。

 変わらないで昔通り講義が出来る筈がないのだが、自分の力の無さで、そこまで努力できない。

 でも僕の昔話を聞いてくれる学生さんが居る。ありがたい。

唄が下手

2010年7月31日 日常
 日本の漫画やアニメの主題歌は、アメリカやヨーロッパではどのように、訳され、誰が歌っているのだろうと気になりだした。

 今はu-tubeが流行っていて、アメリカのサイトを見るとカラオケ用の、明らかに素人さんの、自己満足と思われる映像もある。

 u-tubeに書き込まれたコメントを読みながら、色んな思いで、個人個人が、チャカしたり、自惚れたり、真剣に良いものを作ろうとしたり、自由な世界があるのだと思う

 パソコンが世の中を変えて行くと思うし、携帯も世の中を変えたとおもう、変化に対応する事が生き残る事だとおもう

 でも新しい文明の利器を用いず、伝統が学問だと称する世界に、閉じこもる事を「引き込もり 」と呼ぶほど変化してない。

試験日

2010年7月30日 日常
 29日と30日に集中して、試験日と成っている。お陰で僕の部屋は、普段来ない学生も含めて、休み時間になると学生さんが溢れてごった返している。

 紙一枚のテストで評価するから、その場だけの良い格好しいや、絵に描いた餅のような、無責任な答案が横行する

 15回の総合評価ですよ、幾ら体裁よく、お行儀良さそうな字で、もっともらしく内容が書いてあっても、僕は評価しませんよ と答える

 今時、学生に研究室に入って来てはイカンとは、身分社会でもあるまいし言えないだろう。色んな学生が色んな事を言う。でも一人に成るのを待ってる学生もいる。

 他の学生や周りの人か聞いているから喋れないと言う内容なら、講義に関係した話では無さそうだし。僕は聞かない方が良いかもしれない。

期末の講義

2010年7月29日 日常
 15回は講義をしなさい、テストの為にはもう1日べつの日を設定しても良い。と言う様な文部省の行政指導が有ったのだろう

 従って最後の15回目に試験が出来ない雰囲気である。でも15回目が学生さんに話ができる最後の授業である事には変わりがない。

 僕は最後の講義で大体の順位、つまり優良可とトップの5人程の学生を名前をあげて皆の前で表彰する事にしてる

 表彰されるような学生は欠席しないので問題はないが、最後の講義だから、試験が有る筈と思って、普段来ない学生がマギレて出て来る。

 聴講生の数が多いので僕は たまに来る学生さんの顔が分からない。彼はツマラナそうに座っていて、僕が表彰が終わり講義を終えると、

 「先生、僕、大丈夫でしょうか?」と教壇に聞きに来る。今の時代は教授は名前も顔も知らない学生さんに親切に答えなければイケナイのかも。
 昨日が前期のゼミの最後の日だった。そこで一番美味しいランチを作ってくれた男子のK君に頼んで、昼食会をする事にした。

 但し何時もは一人当たり100円の単価を200円にしてもらった。

 豪華なランチだった。野菜が中心の、茄子と挽肉の炒め、カボチャの煮込み、糸瓜の酢の物、コンビーフとジャガイモ炒め、瓜の煮込み、カボチャのハンバーク、ツナとキャベツとマカロニのサラダ、メロンのデザートだった

 「おい此れで200円の材料費か?」と聞くと「メロンは東京の母から来ました。それ以外は、農家の直売場です。」と ツナ缶とコンビーフと挽肉は100円の物で安売りの日に買いました。と

 それに加えて「先生が、200円で豪華にと言われたので、野菜を中心にしました。」と僕の体型にはありがたいが、時代と言う事がちがう。

 

 
 講義で、一番後ろの席が人気だ。いつも最後尾から埋まる。

 「なぜ 一番後ろが 良いのか?」と僕が聞くと

 「高校まで、何時も座る席が決まってた。大学は席が自由じゃけ、一番後ろがイイんじゃ。」と学生

 「だから なぜ 一番後ろが 良いのか? と 聞いてるんだ」とまた僕が言うと

 「うー逃げれるじゃん。」と僕とか講義を凶悪な物でもあるかの如く言う。

 「学校に来たくないんだろ。」と僕が笑うと、「そうじゃ、そうじゃ」と一番後ろの学生の声がそろった

 数人の前から座る学生が、 先生、そんな奴ら相手にすなよ と言う顔をしてた。
 広島のサンフェレッチェのサッカー場に5万人のチケットが完売という。エグザイルが来たからだそうだ。

 女房と娘が6時からはじまるライブを見に行くという。ご近所の方も乗せて僕が送りと迎えのアッシー君をする事になった。

 4時に家をでたが、サッカー場までトンネル(400円の高速)は車がながれた。僕は、家に戻り8時に迎えにいった。

 確かに、お迎えの車の数は凄かったが、何とかなった。9時に出て来た娘に「どうだった?」聞くと、「周りが泣きながら感動してた。」と。

 数万の人の視線を浴びるのは、別の生き方なのだろう

 

冠婚葬祭

2010年7月25日 日常
 東京から、お呼びがかかる。結婚式の時もあるし、葬式の時もある。勿論、政治家のパーティもあるし、ラクビー部の集まりもある

 どれもこれも不義理をしてしまう。時間は幾らでもあるのだが、東京に行く新幹線代がままならない。

 処で、どうして冠婚葬祭と4つ並べるのだろう。冠婚葬祭の冠は誰かが偉くなった時のお祝いだろう

 結婚式と葬式が並ぶのも、分かるが、悲しいのと楽しいのを並べてもな?と思う。最後がお祭りだ。

 金をかけて騒ぐと言う事が同じなのかも知れない。平和になればなるほど、冠婚葬祭が煌(きら)びやかに成るのだろう。

 昨日は宇品の花火だった。家の窓から花火を眺めながら、葬式で集まったあれだけの人が1年経ったら、お墓参りにくる事はないよな。と思った。
 期末に成ると、普段来ない学生が来て、試験を受ける。すると僕は答案用紙を読んでABCDを付けねばならない

 答案用紙は読むには。書いてもらわねば、当たり前だが、僕は読む事ができない。

 13時からの時間割なので、お昼を早めに終え、20分ほど前に教室に行き、テスト初めて良いですよ。と答案用紙をくばる、

 「僕が、早く終わりたい。」と言えないので、早く始めればと思ったのだ。でも上手く行かない。

 こういう時に 粘る学生の数名はいるのだ、120名の大半は早く始めて、早く終わってくれるのだが

 あと10分ですと言うと消しゴムでけしだし、あと5分ですと言うと、更に消し、「出して下さい。」と言うと、「今書いてます。あと少し」と言う

 この時ばかりは真面目で一生懸命の4-5人の学生から答案用紙を奪い取れるほど、厳格な教師に僕はナカナカなれない。

 

英語の授業

2010年7月23日 日常
 躾(しつけ)の行き届いた学生さんなのか、真面目だ、おしゃべりもなく、席に座っている。

 でも英語には興味が無い。と言うよりは「出来ないと恥ずかしいから、シャベラセないで。当てないで。」と雰囲気が漂ってる。

 点数を評価するなら、どれを試験に出すか教えてね、書いたり、穴埋めしたり、○×つけるならするから。ドレドレ?どれ覚えるの?と顔に書いてある。

 この学生さんに試験で「英語で貴方が伝えたい事を、日本語で書いて下さい。」と言うテストをしたら

 「先生、よう分からん、何も言いたくない。」と書かれてしまった。何とも正直だ。
 16年前にの知り合いで今年60才の彼が広島に来た、社長に成ったお祝いもあり日本酒とした。

 広島の酒で、冷やで上手いのはと、呑み始めた。

 雨後の月、亀齢、本州一、獺祭、五橋、勿論 加茂鶴 加茂泉、と吞んでいった

 だんだん記憶がうすれ、誰かが、杜士が美人でよくテレビに出てる。というので「それそれ」と言ってたのんだ

 口に含むと、女の化粧が香る気がした。酒は気張らず、甘くない酒でいい

 2−3合を呑んだ後は 味はよく分からないのだが、

 女の匂いが要らなくなったのかと心配になった。
そろそろ学期末である。出席してない、つまり欠席の多い学生を落第させるか否か悩ましい時期である。

この学生に、期末試験を受けてもらった所で、優秀な答案は期待出来ない。そんな学生が数名いる。

「私がお伺いしますわ、」とフランス語の昔の美人の先生が相談にくる。僕一人で彼は落第とか目をつむって可の点を付けるとかしたくないのは誰でも同じである。

入れば卒業できると言う大学の仕組みは、誰が作ったんだろう?先輩に逆らわない日本の風土なのかも。

川を渡る風

2010年7月20日 日常
 学校の前が太田川なので、呑み屋に向かうには、橋をわたる。川幅が100メーターほどあるので、ユッタリとしたアーチのはしは300メーターはあるのだろう

 自転車で汗が出ないようにユックリ漕いでわたる。歩きのときも同じだが、夕凪がおわって川風の吹く頃がよい

 なにか企む時に、如何しても勝ちたいと思うと、不意打ちをするのは、太平洋戦争の頃からの、弱者の方法なのかも知れない。

 風に吹かれて、餃子を当てに、酒でも呑んでいた方が、大差ない人生には良いのかもしれないが、「此れしか無い。」と思い込んで戦いを仕掛ける人もいる、
 静岡の家族と、お嫁さんの友達が沢山、広島の結婚式に来た。日本も狭くなったのだなーと思う。

 結婚式でベールを外すとき、花嫁の笑顔が綺麗だった。よく笑うお嫁さんだ。

 静岡の人たちは前の晩から泊まって、今朝は原爆資料館に行って来て、今晩も泊まるという、飛行機で来たとも言っていた。

 親兄弟とご近所さんが、この2人を育てたのだろう。婿さんの高校野球、嫁さんの中学高校のバレーの応援のビデオに父母の思いがあふれる

 新しい家庭が生まれるその時を、ほのぼのと見せてもらった。

 
 住友商事の頃、僕は日本を離れて3年もすると、日本語がオカシクなる。言葉は分かるが。「あれ、そんな言い方したかな?」と言う気がした

 海外に渡ると言葉の進化の時間が止まる。例えばブラジルで古くから植民された方々の言葉を聞くと明治の香りがする。

 ブラジルでは教会で日本語を教えるボランティアをした、渡された教科書の文章の古さに驚いた。そういえば、コンな言葉もあったな?と思った

 その時に神父さんが「私が日本で覚えた日本語は、今は古すぎて使えないかも。だから貴方にお願いするのです。」と言われた

 あれから30年も経った、ブラジルへ移民した方は今のカタカナだらけの雑誌やJ-Popsなんかは通じないだろうと心配する。

 日本に居る外人の英語教師も長く日本に居ると、言葉が古くなると心配していた。語学を売って商売する教師も水物なのかも。
 
 日本の学校で、賞味期限の切れた英語を習うから、まずくって食えないのかも。

 2009年のつまり去年の紅白歌合戦にでたスーザンンボイルさんを、僕は今年2010年の春過ぎの5月まで知らなかった。

 僕はテレビを見ないので、世事に疎いのだ。でも大学では時事ニュースの解説もしてる

 学生に言われて映像を見た。歌も驚いたが、何より驚いたのはイギリスのテレビの司会者の紹介の仕方だ

 「労働者階級、出身のスーザンさんは」と字幕がでていた記憶がある。40年前の安田講堂を思い出した

 僕はテレビは見ないがニュースはみる。昨日、日本赤軍の重信房子20年懲役と有った。僕もこの人を憧れの目で見ていた時期があった。

 あの時に使った言葉が「労働者階級を搾取から守れ」だった。
 「楽しくなければ、学問しなくて良いよ、勉強は高校までにして、大学院や公務員試験は別だけど。」と言うと

 「先生,イイんですか。」と戸惑いがかえる。「じゃ一生懸命、勉強するか?」と聞くと

 「楽して得するならします。」と何とも正直だ、また目の前に有る物に反応する学生もいる。

 例えば僕の講義を聞いていて「先生、楽しそうだね、給料いくら?俺、代わりたい。」と行って来る学生も居る

 「良いよ、代わるから、シャベッてごらん。」と教壇に立たすと何も言えず「ヤッパできん」と

 教壇に立ったダケでも立派だとほめてあげると、仲良く成る。こんな事が出来るのは若いからだろう。

 年寄りは此れを職場のポスト争いでする。
久しぶりに携帯電話が鳴る。シドニーからだ。この人にはお世話になった。電話の内容は大した事の無い、何時もの雑事だ。

でも声を聞くと記憶が戻る。そう言えばあの時こうしてた。と話しをしながら風景が頭の中に出てくる。

どうも僕は幸せそうに見えるのかもしれない。住友商事から携帯電話屋に転職し、今は大学の教授?と楽しそうな経歴だから。

でも何所に居ても僕のやることは同じなのだ。誰かが、「浅井さん、何とかして 」と言うのに反応して「じゃ、こう しよう。」と動いているだけなのだ。
 学生さんが「先生、映画を見に行きますか?」と聞くから、「一緒に見に行ってくれる相手が居なくって」と答えると

 「見ないんですか?」と畳み掛けられた、「昔は、朝一番の指定席のない上映を女房とよく見たがなーー、子供が生まれないころだ。」と僕が答えて

 「何が言いたいんだ、僕が映画を見るか見ないかが、君が気になるん訳じゃないだろ。」と聞くと

 「そうです、最近見た東宝の映画館で 鷹の爪が面白かったんですよ。それを先生に言いたくて」と

 「へーどんな映画だ?」と聞くと、周りの女学生が「カエル男のですCMです」と入って来る

 「えー先生知らんの?」との2-3人の声に押されて「待ってくれ U-Tubeで見てみるから」と答える僕であった
 学生が日にちを変更して欲しいと言うので、8人ほどの集まり、と言っても夜の飲み会だが、日程を1日をズラした。

 が当日になり、本人は来ないで、友達が「何とかちゃん来れないだって。」と言う事で、スッポかされた。

 これが先週の水曜日だ、今週の月曜のお昼にご飯を食べに来た「オイ謝れよ。」と言うと小声で「ゴメンナサイ」と

 謝り方を知らないのか、教えるからヤッテご覧、と言って2-3回やらせたら泣き出して、泣きながらカップラーメン食べていた

 可哀想に 怒られ方も 謝り方も 知らないのかもしれない、部活は必要な経験かも

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