1)僕の父母は 原爆のとき 広島に 居た  

戦後  食えないので 

無医村を訪ねて 田舎をまわり を していた

でも 農協もでき 米穀通帳で お米が手に入るようになり   東京にでた

その時は 僕は2−3才だ  だから ぼくの 記憶は 東京からだ

2)でも 親父もお袋も 所帯を初めて持った 広島が好きだった

3)テレコム言う会社で 37才から 営業をして50才に成った

すると  社長から お呼びが  

「君は 東京本社でズートで仕事をしてきている 」 と 言い出し

『本社だけでは ダメだ 日本の地方を知らないと 日本がわからない』 と言うので

ならば「広島にして下さい」 と 頼んだ

すると暫くして社長が 廊下ですれ違った時に

「おい 辞令は いつ出せば良い」と 聞かれたので

「親父が あと 半年で 死にますから それ 終わってから」 と お正月に 言ったら

親父が 4月に亡くなって 6月に 辞令を 出してもらった

4)広島に赴任して  最初の日曜日 

親父と お袋の 遺言どおり   骨を   海に撒きに 出かけた


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