在所は何処だね 水曜日晴れ暑い
2020年8月12日 日常僕の産まれる前の父母の話しですから 聞き間違え等 ご容赦下さい
意識不明の父は3日 防空壕で寝ていましたが 家の無いのは父母だけでなく
軍の官舎も あらかた吹き飛んで居ましたので
防空壕の中に 官舎の軍人の家族が 一杯居ました
母は 「新型爆弾」と 皆が言ってたこと 「負けた」 「食い物が無くなる」
と言う事は 噂として聞いてたと 言ってました
意識が戻った父は 動いていた市電に乗って 陸軍病院に 出頭して見ると
病院も 瓦礫の山だった で 「尋ね人」を探す人が声をかけて来るが
答えられなかった でも 其処に来た人達と 話していると 呉から応援の人も来て呉れ
「原子爆弾」と言う言葉を聞き 驚いたと言ってました
また 「負けるらしい」と 「在所に 帰らないと 食い物も無いぞ」 と言う事は 解った と
それで
軍票が使える間に 中尉殿と 言ってもらってる間に 女房を実家の
岐阜県へ逃さないと イケナイと思い始めたそうです
自分は 終戦迄 軍に居なければと 思っていたが 相談相手が居ないのです
暫く 病院の瓦礫の上で佇んで 来る人と話しあって 居ると
親切にしてくれた 上官が 生きてる事がわかった
戸坂か祇園か 可部か 忘れたが 可部線の奥に 居るとのことで
その足で訪ねて行った JRは 動いていた すると その上官は
君の本隊は 名古屋第?師団で インパールで全滅している
ココで手伝ってもらって居るけど 帰属師団では無い
兵隊の解散の事務手続きは
名古屋師団が行う事になる(全滅して存在しないのに)と
広島は軍医が不足してたので パラオから帰って君を使っていたけど
今後の面倒は 自分で見なさい と 言って呉れたと
で 在所は(田舎は)何処だねと 聞かれ
広島近辺に知り合いがないと 飯も食えんよと
本当に 農家と知り合い血縁でないと 食べ物が 亡くなりそうだった と
仕方が無いので
で 国鉄に切符を買いにいくと 動いていて 軍票でも買えたので
女房を 岐阜県恵那郡加子母村 まで 返す事にして
終戦を 待ったと
意識不明の父は3日 防空壕で寝ていましたが 家の無いのは父母だけでなく
軍の官舎も あらかた吹き飛んで居ましたので
防空壕の中に 官舎の軍人の家族が 一杯居ました
母は 「新型爆弾」と 皆が言ってたこと 「負けた」 「食い物が無くなる」
と言う事は 噂として聞いてたと 言ってました
意識が戻った父は 動いていた市電に乗って 陸軍病院に 出頭して見ると
病院も 瓦礫の山だった で 「尋ね人」を探す人が声をかけて来るが
答えられなかった でも 其処に来た人達と 話していると 呉から応援の人も来て呉れ
「原子爆弾」と言う言葉を聞き 驚いたと言ってました
また 「負けるらしい」と 「在所に 帰らないと 食い物も無いぞ」 と言う事は 解った と
それで
軍票が使える間に 中尉殿と 言ってもらってる間に 女房を実家の
岐阜県へ逃さないと イケナイと思い始めたそうです
自分は 終戦迄 軍に居なければと 思っていたが 相談相手が居ないのです
暫く 病院の瓦礫の上で佇んで 来る人と話しあって 居ると
親切にしてくれた 上官が 生きてる事がわかった
戸坂か祇園か 可部か 忘れたが 可部線の奥に 居るとのことで
その足で訪ねて行った JRは 動いていた すると その上官は
君の本隊は 名古屋第?師団で インパールで全滅している
ココで手伝ってもらって居るけど 帰属師団では無い
兵隊の解散の事務手続きは
名古屋師団が行う事になる(全滅して存在しないのに)と
広島は軍医が不足してたので パラオから帰って君を使っていたけど
今後の面倒は 自分で見なさい と 言って呉れたと
で 在所は(田舎は)何処だねと 聞かれ
広島近辺に知り合いがないと 飯も食えんよと
本当に 農家と知り合い血縁でないと 食べ物が 亡くなりそうだった と
仕方が無いので
で 国鉄に切符を買いにいくと 動いていて 軍票でも買えたので
女房を 岐阜県恵那郡加子母村 まで 返す事にして
終戦を 待ったと
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