犬との散歩は 日本人のお嬢さんに 可愛がってもらう ので 

僕には 若い女の子と 話せる少ない機会だ 

犬が祝日に生まれたのでシュクですと 言うと

へー随分変わってますね から始まる 

でも 今日は外人さんは 気難しそうな 人が1人だけで

犬に目もくれない 仕方ない で アフリカの鉄鉱石鉱山の噺だ 

2泊する 予定で 出かけたが

行って見ると 泊まる 宿もない 仕方ないから 野宿する事とし 兵隊さんには

今日と明日の2日で 調査終わらせるので 明日の 昼過ぎに 迎えに来てくて とした

で 調査の方は あそこ掘ってみてとか 壊れかけた坑道に ライト照らしてみたり とか

露天に近い質の良い所なので 少し掘ってみてとかで 日が暮れまで 続いた

同行してくれた 鉱山省の下っ端が (一応は役人であるが) 早く寝ようよと いう

朝は 夜明け前が 冷え込むので アフリカとはいえ 寒いよと 

だから 3時か4時には目がさめて 日の出をまつよ と

で 何処で寝るのだ と聞くと たき火の脇の暖かい地面が良いよと 言う 

当然 の事だが 枕も布団もない持って来た 車のシートしかない 

其れに日本人2名で寝た 虫除けを塗ったが 結構虫も来る

で 現地の 人が 何処で寝てるかと見ると 

壊れかけた家の脇のコンクリートの壁に 小さなわらの屋根をかけて

 一応は わら作りのベットで寝てえる

おい 俺たちは 日本から この鉱山を再開発するか どうか 見に来てる

俺たちが 露天で お前達が 屋根の下は オカシイだろ

貴方達は 1日だけ 外で 寝てくれ そのベット貸してくれ と 2つ空けてもらう

ホットして 少し寝たが かゆくって 寝てられない ダニだろう 二人とも諦めて

譲ってくれて ありがとう だけど かゆいから もとの地面で寝るよと

たき火の側に 裸の地面に 車のシートカバーをかけてねた

言われた通り 朝の3時は 寒い 5時に成らないと 太陽が出ない

毛糸のセーターを持って来て 正解だ と たき火に 小枝をくべていた

太陽が 出て来ると ホットする で 現地の 男が 口に 棒切れを くわえて 何か言ってる

外人なんだから キチンと 話さないと 解らないよ 棒切れ 取って 話せと 言うと

「日本人は 朝 起きたら 歯を磨かないのか?」と 言う 馬鹿にするな こんな

水道もない 布団も無い所で 歯磨きか?本気?からかってる?と 言うと

この 枝は 歯ブラシの木と 言って フサフサが 歯を磨くのに 良いんだ と 自慢げに

棒っきれを 見せて 僕たち用に 2本持って来て呉れる 親切なのだ

歯でしごきながら 小川の水で 歯ブラシすると 何となく その気分になる

お礼に(昨日のベットを横取りして 返したこともあるので) 着てたセーターを 

上げると 喜んでくれた


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