1)子供の頃 怪我をして 血がでるのを 母に見せると

「何処で転んだ? 良く洗いなよ」と言って 

土間に引いた水道で 傷口から砂を取り出してくれた

2)で ヒリヒリ 傷口を 手で押さえると   「触らんの」 と 怒られた

僕が 「 まだ 少し 血が染み出てる し 赤チン」塗らんの? と言うと

 母は「 放っとけば 固まる 待っときな  原爆じゃない 証拠だよ ありがたいね」 と

3)僕が 「患者さんには ヨードチンキとか 赤チンとか 塗ってるのに なぜ僕には

何もしないの?」と 食い下がると 母は

「(患者さんには)何かしなと お金貰えないからね、 

それに かさぶたは 早く作りすぎると 下から 化膿するから 治りが遅いよ 

お前は(僕の事) 自然に 血が止まるのを 待って 自分の力(免疫らしい)で 治しな」 と

4)赤チンが 学校の 救急箱から 消えるのは 20年ほど 経って 大学を卒業する頃だった

母は 口に出しては言わなかったが

 原爆の禎子の白血病が僕にも 発病するかと 心配はして居たのかも知れない

僕が 転んで 怪我して かさぶたが 自然と出来ると 

「見せてみな」と 喜んで 触ってた





コメント

まるこ
2021年3月12日12:57

懐かしいですね。赤チン。
転んでは、膝小僧に塗られてました。あれが目立って恥ずかしい事。
扁桃腺が化膿すると青チンを塗られてました。めちゃくちゃ不味い味でした。
その後ですかね?イソジンが出たの。
今の子は知らないでしょうね。
お母様素晴らしい。免疫力で自然治癒。
これが基本ですものね。

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