中学3年は京都へ修学旅行で夜行列車だった (寝台では無かったと思う)で

宿屋の部屋割りと 夜行列車の席決めを クラス委員だった僕がする事に成った

僕が成績だけは上だが 其れ以外は全部負けている 男の子がいた

小柄で 野球も上手く 人気のある 美男子で 憧れている女の子がゴチャマンと居た 

でこの子の座席と部屋割りをクラスの悪達の組みに入れたのである

何処かで この子を困らせたかったの だろう

出発の前日になり  明日配る 先生の ガリ版で刷り上がった 配布資料を見ると

是は相当 悪い事をした と思ったが  もう先生に訂正をお願いする 勇気はなかった

夜になり 母親に相談した 

「悪いと思ってるのかい?」と 聞くから 「そうだ僕が悪い」と言うと

「じゃ 謝りに行こう。その子の家は解ってるのか?」と言うから

山王の米屋の隣だから 行けば解る と 答えると

「車に乗りな」 と 連れて行き  「自分で謝りな 」 此処で待ってるからと

家の前で 下ろした

何とか謝って その家の玄関をでると母が立っていた

玄関口に見送りに 出た その子と家族に

「私の躾が悪くって ゴメンナサイ」と 頭を下げていた


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