2匹の犬を連れ 散歩してると お年寄り(僕もだが)の 叔母さん方が

可愛いと 言ってくれる 犬を抱き上げて 2匹とも 小さいので 抱っこしてもらうと 

犬もお年寄りも 喜ぶ

で 母の涙です 

60年は前の事 英語を中学からやる事になり 英語塾なるものが

村の(東京とはいえ 田んぼも林もあり田舎の村みたいでした)できました

母は塾と交渉し 10歳の僕を 塾の一番前に 3時4時5時と 一日3時間 

中学生に混じって塾に居すわる 事にしました 毎日でした

3時が  ABCD で

4時がToday is sports day(今日は運動会)

5時がSpring has come(春が来た)でした 

当然 分からないので 母に行きたく無い と 言うと 泣いて怒りました

「もう一度 負けるのかい。

 英語が分からないから 敵の事がわからないから 負けたんだよ 

負ける戦いを原爆が落とされる まで 危ない負けそう と思いつつ 続けたんだよ

「もう負けた止める」 も 言えなかったんだよ

英語が 分からなければ スパイにすら 成れないんだよ」 と

泣き崩れます「 お前が戦わなくて 日本はどうなるんだ」と



だから 大学でた時に 商社に入って 海外に 行ったんだと 思います

この母の 涙声と 膝に置いた 握りこぶしが 震えていたのは 

 心の何処かに残っており

60年経ったい今でも  思い出すと 目頭が 熱くなります


コメント

アミ
2019年9月29日10:34

強いお母様ですね!
新年を持って、育てていらっしゃた…。
今、40歳代の無職の息子を眺めつつ、何処で、子育てを間違ってしまったのか…。
反省、然りの私です。

都わすれ
2019年9月29日10:57

言葉が・・・・うまく言えません・・・
まっすぐな、まっすぐな方向を見つめていらしたお母様。
芯の強さ、尊敬の念です。

hana
2019年9月29日14:00

まぁ、すごい!!
本当に賢いお母さま^^
そんなお母さまの血がyasaiさまにも受け継がれていることに納得しました。

と、同時に先の戦争でどんな思いをされたのかひしひしと伝わってきます。
大人たちが後に続く人たちに伝えるべきはこういうことなんだということを教えて頂きました。

ポピー
2019年9月29日17:07

癌とわかり、家で死ぬと言ってモルヒネを処方してもらったお父様といい、
10歳の息子を毎日3時間英語塾に通わせようと思い立ったお母様といい、
お2人とも覚悟に満ちていて、それに一生懸命答えたyasaiさんもすごいです。

あの原爆で、本当に大変な思い、悔しい思いをされたのでしょうね。
なんだか、このご両親あってのyasaiさんの人生で、すべて深いですね・・

まるこ
2019年9月29日17:54

素晴らしい!
信念の強いご両親に育てられた先生のルーツ。胸に響きます。
皆さんおっしゃるように、ご両親の覚悟や信念は「もののふ」を思わせます。
先生の人生に大きな影響をもたらしたのですね。それに応えた先生も立派です。

アミ
2019年9月30日8:30

信念の間違いです。
年を取ると、トロくなって、恥ずかしいです!(涙)

yasai
2019年10月2日18:04

父母も 女房も 僕を大事にしてくれて 申し訳ない と  思います

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