40〜45年前の大学の仲間が集まった。偉いのも、普通のも、皆、良い年寄りだ。

その 仲間のなかで100年ほど経ったら誰よりも偉くて有名になる男が居る。

彼は北京の西400km程の大同の禿山に「杏(あんず)」を植えている。

昨日はその20周年だ。オウド色の黄砂は黄土高原から飛んでくる、でも3000年前は樹木が繁る森だった。

その森を復活させようと、誰に褒められる訳でも、収入が確保される訳でも、生きてるうちに偉くなれるとも思わないが。色々あっても20年、彼は続けた。

この男には頭が下がる。

42年前に安田講堂に立て籠もれずに、テレビを見てた自分が恥ずかしい。


コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索