5年になって、少しマトモに成った学生が来た「先生」と言って研究室のドアから半分だけ顔を出す

子供の隠れん坊のようだ。で「入りなよ。悪ガキがそばに居なくなって、みんなの前でバカやらなくて済むだろ?」」と僕

髪を掻きながら「一番、ズッコケテ、アホやるのが、仲間のなかで、居心地が良いと思ってました。」と彼が応える

「で、卒論なににしましょう。」と言うから「もう1年よけいに居たらどうだ、自分で考えられないなら。」と僕が応えると

甘えん坊の彼が、周りで見てる女の子の手前、カッコ悪くって、どうしよう、と「先生、頭ん中が真っ白ろです。」と小さくなる。

此れ位の事でも、女の子の目線の圧力と言うかプレッシャーの前では彼は動けなくなるらしい。なにより、バカ言って過ごしてた昔の仲間は卒業してもう居ない。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索