ごめんなさいね寝たきりで、「よく来たね。爺さんも喜んでるよ。」と昔のお嫁さんが言う。
居間に、位牌を置いてその前に布団を敷いてる。布団の中から手を伸ばす。「ゴメンねすぐ来れなくて。」と僕
「何年ぶりかね、元気にしてる?元気が一番だよ。私も動けなく成っててね。」と母と同じ年だから羨ましいと思う
僕の母は16年前に死んだその時72歳だったからこのお婆ちゃんは88歳だ「そう言えば洋ちゃん。肥溜めに落ちたね、うちの兼ねと一緒に。」 と言われて昔に頭が戻り
「あの頃、お風呂もらいにお宅に良く通いました。」と僕が答えた。僕の頭に母に背負われて通った田んぼ道の夜が浮かんだ。
居間に、位牌を置いてその前に布団を敷いてる。布団の中から手を伸ばす。「ゴメンねすぐ来れなくて。」と僕
「何年ぶりかね、元気にしてる?元気が一番だよ。私も動けなく成っててね。」と母と同じ年だから羨ましいと思う
僕の母は16年前に死んだその時72歳だったからこのお婆ちゃんは88歳だ「そう言えば洋ちゃん。肥溜めに落ちたね、うちの兼ねと一緒に。」 と言われて昔に頭が戻り
「あの頃、お風呂もらいにお宅に良く通いました。」と僕が答えた。僕の頭に母に背負われて通った田んぼ道の夜が浮かんだ。
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