ブラジルの集まり

2009年12月23日 日常
 30年程前にブラジルに居た。その当時の仲間が6人ほど集まった。四谷のポルトガルの民謡(ファド)の店だ

 僕はブラジルの後にアフリカ、インドネシアと回った。他の人たちはアメリカ、カナダと回って日本に帰ってきている。30年ぶりに会う顔だ

 僕の記憶は正確でないが、語学は最初に生活した語学が心に残る。そのせいか僕はポルトガル語のほうが英語より楽に話せる。

 当時ブラジルの片田舎(ポルトアレグレ)で日本領事館の副領事が「浅井さんの話す、ポルトガル語は品がない。」と言えずに「よく通じますね」と言われた事がある。

 小馬鹿にされた気がしたか、言葉通りのお褒めと受け取り「経験が違いますから。」と胸を張った気がする。随分と生意気だったのだろう。

 30年来の友人に会うと、恥ずかしさと懐かしさと年老いた自分を30年前の自分が見ている気がした。あの頃、毎日が新しい日だった。

 この集まりを作ってくれた太鼓(コンガだかボンゴだか忘れたたが)叩きの上手い社長の車で送ってもらいながら、明日も今日と同じ日が続く事を期待している自分が居た。

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