「先生、あいつ2股をかっけとるんよ、しかも近場で。どないしょ。」とドアがあく。

 「イイ男か?我慢するほどの価値が有る男か?」と聞くと「そうでもない、普通の男の子で居ないより良いかな程度」と

 「じゃ仕方ないじゃないか、他の探せば。」と言うと「イイ男おらんし、ねぇどなんする」とすがる

 「お前は可愛いけど、その男に惚れているより、今までその男にかけた自分の純粋さが可愛いだけで、その男が好きなのではないんじゃない?」

 「ウーンそうかも」と唇をとがらす

 「使った金は戻ってこない、安めの食堂の不味い料理に金をふんだくられた。と言っても、一度は食っちまったんだし、あきらめたら。」と僕

 「あきらめられないのは、自分のかけた時間と金と純情で、相手の男じゃないだろ」とまた僕が続ける

 彼女は首をコックンと縦にふり「先生、この話は凄く分かりやすい、私にピッタリかも。」と言って帰って行った

コメント

nophoto
クニハラ
2009年10月17日10:39

これがサンクコストなんですね

nophoto
クニハラ
2009年10月17日10:40

これがサンクコストなんですね

yasai
2009年10月17日16:11

はい そうです 授業にありましたね
 たしか テキストは 男がプレゼントをする 話だったと思いますが

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