広沢虎造

2009年8月31日 日常
 落語を聞きに来ませんか?と誘われて150名ほど入るホールに聞きに行った。木戸銭が800円前売りと安いので申し訳ないと思った。

 寄席は夕涼みに丁度よい5時半開演6時公演であった。落語を3つ聞いて、篠笛の演奏が入り、取りが広沢虎造の浪曲でなく語りだった。素晴らしかった。

 懐かしい子供の頃の状況が目に浮かんだ、回り近所で初めてテレビを買った時の親父の顔が浮かんだ。

 25から27歳までブラジルに居た時に寝ながら広沢虎造を聞いていた事も思い出した。

 貧乏人は嘘をつかない、貧乏な人ほど他人を思いやる。なけなしの食いものを他人に分ける、僕の子供の頃の日本人がそこに居た。

 お金がないのを、虎造が語る「金がない、無いったって全くない。石橋で転んだってチャリーンとも音もしない。」とお金のないのを笑い話しに変える。

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