いま不況の兆候が見えている時、右肩上がりのテキストは学生の心に響かないし、聞いてくれない。学生が聞く聞かないか、毎日がショーとは言わないが舞台のようだ。
その舞台の小道具としてのテキストがいる、此れも小まめに取り替える。講義の本論の他に、よく使うけど意味の不明なカタカナ語や、日本の話芸もつかう。
ソロソロ、今使っている弁天小僧を「寅さん」の口上に変えようと思った。
僕の部屋に居候している1年生に「寅さん」の口上をスキャンして、僕が囲った所をOCRで文字化して、テキストの大きさに区切っておいて。と2週間ほど前に頼んだ。
「ハイ。やります。」と勢いよく答えるからから大丈夫かなと思いつつホッて置いたのだが。、昨日テキストを作る時、「おいあの寅さんどうした。」と聞くと
慌てて立ち上がり、パソコンの前に座り「先生、スキャンって何が如何なるのですか?」と凍り付いていた。
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