「先生、皆で、お好み焼きしませんか?皆をよんで、僕、料理します。」と大柄な男子の学生が言って来た。

 お好み焼きが食べたいのも、僕の部屋でホットプレートをだして食事を作りたいのもわかるが、本音は違う所に有りそうだ

 「皆を呼んで」と言う言葉は、特定の一人らしい。でも彼はその小柄な女学生をデートに誘うほどの勇気も話題も持ち合わせていない。

 そこで僕の部屋でお昼ご飯のお好み焼きなら女学生も来てくれるのではと思って「先生、皆で、お好み焼きしませんか?」と言って来たのだろう。

 案の定、男子2人とその小柄な女学生以外はお昼に来なかった、そしてその女学生はお好み焼きを1枚食べて直ぐ帰ってしまった。

 可哀相に満足に話す時間も無かったろう。

でも大量に余ったお好み焼きを冷凍庫に保存する彼は鼻歌まじりだった。

コメント

chiaki
2008年10月10日13:04

その男の子の気持ち、かわいらしいですね。
若い人っていいなぁ~・・・
女の子に伝わればいいですね。
今回のお好み焼きではあまり伝わらなかったみたいだけど(^^;)

でも、一緒にゴハンを食べるだけでもご機嫌になれたから
結果としては良かったのでしょうね。
応援したくなっちゃいますね~。

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