仕事を変わりたい

2008年7月3日
 就職して1年がたった卒業生が顔をだした。朝の早い時間である。9時を回ったばかりだ。

 「どうした、こんな早い時間に、逞しく(たくましく)なったな。」と聞くと

 「そうなんですよ、仕事を変わりたいと思って。」と返事がかみ合わない。

 聞けば現場での荷物の積み下ろし作業がきつく、お陰で足腰がシッカリして肩の肉もついたとの事

 「良かったな、給与もらいながら、ウエイトのトレーニングができて、体も出来てきた」というと

 「先生みたいに、何でも良く取っちゃダメですよ、転職したいから相談にきたのに。」とのこと

 就職して事務や営業の仕事がしたいのに、就職してみたら実際は現場の荷物運びだったが彼の不満なのだ。

 給与もよく、職場の雰囲気も良いけど、少しは机に座りたいと言うのが彼の希望らしい。

 学校生活が長いから「机と仕事」がつながっているのだろう。でも世の中は、仕事には机の必要はあまり無いのだが。

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