伝言を忘れる

2008年6月11日
 「先生の講義を聞きに来る学生さんは、人数が多いですよね。」と始まる会話はたいてい「僕に仕事しろ。」である。

 出席する人数の確認をすると「学生に伝言していただけると」と続く

 依頼する方は「些細な事、誰にでもできる簡単なこと」と考えているらしい。

 でも言葉だけは丁寧に「お手間を取らせますが、講義の前に学生に伝えてーーーー」と来る

 イツモこの手の依頼はウンウンと聞いているのだが、いざ講義が始まると、100人を前に興奮していると言えば先生らしくないが、自分の講義内容ですらキチンと伝えきれない。

 頼まれた方には失礼だが伝言をよく忘れてしまう。

 講義が終わると「伝えていただけました?学生の反応は?」と聞いてく来られると返事に困る浅井であった。

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