就職 決まった

2008年4月1日
 先週「先生、居る?」と研究室のドアをあけた、昨日までの3年生で今日からは4年生のM君がノソーとはいって来た。

 「まだ学校は始まらんぞ」と答えると
「先生、おれ就職 決まった。」と口元がほほ笑む

 「よかったな、気に入ったんだその仕事」と答えると
「先生、もっと見直せとか、早く決まるのはオカシイとか、言わんの?」と素直でない。

 「会社のカタログでもあるか」と僕、チャント持ってきているM君。僕の肩越しに覗きながらM君が続ける

「出来てから20年の会社だし、小さいけど全国展開してるし、元気だから」と

 僕が「よく見つけたな、できたてのダイソーやBook Off やユニクロに入るのは本当に難しいのに、」と言うと

 「先生、自慢したかったんだ俺、でも誰に言って好いかわからんし、仲間はまだシューカツ(就職活動)も始まっとらんし、よかった先生にケナサれたら、どうしようと思ってた」と

 「よかった 自慢したかったんだ」とアッケらかんとしてる。これがM君が採用される魅力だったのだろう。

 

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