卒論が終わった

2008年1月11日
 10名の4年生が、昨日、卒業論文を書き終わった。授業を聞いて理解する方法から自分で調らべて、他人に説明する方法に変わった。

 只、それだけの差だ。でもこの差は大きい。4年間でなんとか此処まで来たのか、4年間の集計として此れが出来たのかは個人差だ。

 色々な無駄も多いので、卒業論文など、止めた方がほうが良い。と言う、意見もあるし、そうかも知れない。確かに学生が書いてきたものを読むと、稚拙なものも多い。

 それでも卒業論文は自分で自由に書いた唯一の文章なのだから、大事なのだろう。僕が事細かに指導さえしなければ。

 僕は自分が論文を書けないせいもあるが、学生の卒論の文章に手を入れるのを極力さけている。その理由は卒業論文を書くことが大学で「自由」がわかる最大のチャンスだからだと思っている。

 この自由の辛さがわかれば、世の中に出て人の指示で働く気楽さもわかり、学校以外の生き方にも対応できるかもしれない。

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