3者懇談

2007年9月29日
 浪人を2年して、入学してきた新入生がやはり学校が彼の雰囲気に会わないのか、4−9(4月から9月の)前期で5単位の講義しか履修しなかった。

 殆ど学校に来てない。と言うことである。

 最近の大学は優しいというのか、支払い者(つまり親)への配慮と言うか、消費者(子供すなわち学生の事)保護の観点からか、親を呼んで、僕のような先生と懇談(何だろねこの古臭い言葉、唯のお話し合い)を用意してある。

 学生が頭を書きながら
「今度は、チャントやるけん。」と言う
親はまた騙される(だまされる)と知りながら
「大丈夫か?何か助けようか」と子供を庇う(かばう)

 キット僕も自分の息子をこのように甘やかすのだろう。と心配しながら、親子の会話を聞く。

 学校に来ない理由が学生が鍵をチャラチャラさせるので分かった。「その鍵は?」と聴くと
「俺は車じゃけん。」と恰も(あたかも)暴走族ではない、単車やバイクでないと誇示する。

 この大学に学生用の車の駐車場はない。コレが彼が大学に来ない理由なのだ。彼は自分の買って貰った車が大事で、車を使わないで家を出たくないのだ。

 排気量50のバイクなら学校に駐輪場があるから、バイクでの通学を薦めた。頷く(うなづく)だけですると思えない。

 彼は大学より、いま手に入れた車が大事なのだろう。

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