卒業生とワイン

2007年9月14日
「先生、居ますか?」と朝の10時に4年前の卒業生が来た。イタリア料理店で働いていたが、店の経営不振を見越して自分から辞めたという。
 
 そうかもしれない、2回程、彼の勤めるレストランに行ったが、眺めも味も素晴らしいが、場所が山の上で、しかも山に登る道が狭く急な坂なので客が少なく心配はしていた。

  そこえ何故か別の卒業生から
「先生、お世話になったからワイン如何ですか?」とワインが届いた。二人で呑まざるを得ない。

 呑みながら「今は何をシテル?」と聞くと
呉のIHI石川島播磨重工で新造船のテスト走行の際の賄い(まかないコック)をアルバイトでしている。新造船のテストは不定期なので地元の料理屋のバイトもしてお金を溜めてると。

 「お金ためて、結婚するのか?」と聞くと
女じゃないですよ、バンクーバーにワーキングホリディーで行きたいのです。向こうでレストランを見ておきたいと言う

 彼は26才になると言う、僕も25才の時に「このまま住友商事に勤めてよいか」と迷った事を思い出した。僕ぁグズグズと38才まで勤めていた、彼のように迷っても次の行動をスグ起こせるのは偉い。

 彼の事だからバンクーバーに行くだろう。何かでまた迷ったら次に僕のところに来てくれるのを楽しみにしよう。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索