軍隊への潜入感

2007年8月24日
 明日は加藤友三郎を講演する。東区の区民センターで200人程度と聞いている。毛利元就、頼山陽、加藤友三郎の広島の生んだ3人似ついての講演だ。

 僕は加藤友三郎の担当だが50歳になるまで、この加藤友三郎の名前を聞いた事が無かった。戦後の教育のなかで、何となく軍隊は悪いものというイメージ(潜入感)が染み付いている。

 軍とか兵とか聞くと、それ以上は気にしない、覚えない癖がついているのかもしれない。

 例えば、広島の橋で「こうへい」橋という橋がある。ひらがなで書いてある。牛田の浄水場というか、子供達のビッグウエーブ(なんで大波という名前だ)のプールの側にかかる橋だ。

 つい最近お亡くなりになられた、広島市民球団カープのオーナーだった、マツダの3代目がたしか「こうへい」さんと言う名だったなーと思い出して、よく見てみると、脇に小さく「工兵橋」と書いてある。

 昔、戦う兵隊さんが進軍できるように、道をつくった兵隊さんを工兵といった。何となく土木作業員のような気もするが、戦場まで行けなければ、戦えない、その軍隊さんが架けた橋がそこに有ったのかもしれない。
 
 軍隊が嫌いだと、橋の名前も漢字を使わないのかと公も兵も小学校で習う漢字なのに、と思った、まさか子供の漢字嫌いを、国土交通省が反映してるとは思えない。

 難しい漢字も道路には書いてある、例えば、祇園新道の祇園はネ編の祇園でなくて示す偏の祗園と言う字が書いてある。之は当用漢字ではないはずだ

 こうへい橋としたのは多分、教育というかムード(雰囲気)というか、兵隊は嫌いがここまで進んでいるのかと思った。

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