4日間の講義の終わりに、準備して使わなかった教材をドッサと捨てた。一つ一つ手作りの教材なので気は残るが、残して置くと研究室が狭くなるので、心を鬼にして捨てた。

 今回の講座は114名の申し込みで、初日の参加は76名でしたが、初日の学生のなかに「現代の文化,世界に広がる日本の漫画」と言う講義を聞きに来たのに「英語が有るからイヤだー。」と「ローマ字アレルギー」と言って帰る学生が数人いました。

 今や床屋に行くのでもカットにシャンプーにトリートメントとカタカナ使いながら、「ローマ字アレルギー」は英語ではないのかと言いたくなりますが、日本も豊かになるのでしょうがないのでしょう。

 食べ物も残すと勿体ないから、残り物を食べると肥る(ふとる)わよ。に変わった。 食べ残しも捨てる時代に成った。教え残しの教材も捨てる。教材も捨てるなら、学生さんも xx てる。

 よく考えると、時代に食べ残されているのは僕で、そのうち自分が捨てられたりして。

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