朝7:20分のバスに間に合うように、ホテルをでた。新宿は僕にとって馴染み(なじみ)の場所だが、若い頃の様にスバシッコク動けない。

 バスに乗り込むと馴染み(なじみ)の顔が迎えてくれる。渋滞のなかお喋り(おしゃべり)の4時間で山中湖に着く。

 バスから降りると、慌てて(あわてて)着替える、ラクビーのパンツにストッキングとスパイクを履き(はき)、あとはジャージだけだた。足のサイズも腰周りも学生時代と同じだが、さすがよる年波で上着のジャージはブカブカになっている。
 
 髀肉之嘆(ひにくのたん)ではないが、学生時代の体型から背丈も筋肉も落ちている。でも今日のOB戦の相手は大学の1年生で浪人もしている、年老いたとはいえ麒麟だったこともあるとの昔の夢は捨てきれない。僕でも多少の相手にさせてもらう。

 40分2本の試合のうち、後半の40分の半分20分を走らせてもらった。あれもしたい、これもしたいと思いつつ何もしないで遂に(ついに)ボールに触ることなく終わった。

 多少の肩の痛みをありがたく思い、グランドの脇でバーベキューとビールを楽しむ、たった1日で学生さんと、急に仲良く離れないが、昔の思い出には浸る(ひたる)ことはできる。

 帰りのバスの4時間は蟹と、河豚の皮とウイスキーだった。騒いでいる間に新宿に夜の20時ごろについた。

 あと何年この山中湖で走らせてもらえるのかな?今は当たり前にできることでも3年先にできるか、わからない。明日があると思わずに、今日やれる事はやれる時にしないと後悔が残ると自分に言い訳して一人で東京でお盆を過ごした。

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