成績の発表

2007年7月25日
 かなり危険だが、最後の講義で成績の発表と講評を行っている。自信の無い学生は講義時間の少し前に来て
「先生、俺は特A?」と聞く
「残念だが A止まりだ。」と答えると最後の講義に出て来ない。

 自信のない学生でも、遠慮深い子は教室で待っている。
1番から発表して、2.3番と試験の要旨を話し、講評して行く。
この5番ぐらいまで講評は楽しい

 僕が講評しにくいのは、15番から20番くらいの学生だ。特Aはクラスの1割と決めているので 15人まで位は特Aになる。落ちた20番目くらいまでが団栗の(ドングリ)の背比べと言おうか、些細な差だ


 此処が一番大事で気を使う、でも甘くはしない。トップの1割に入るのは大変だと学生が気がついてくれればと思って、様々な言い訳を考える。気持ちは分るが譲ってはイケナイ。

 気持ちが分れば譲るのが日本人の良さでもあるが、今から競争社会に出て行く学生には悪さでもある。

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