父兄と昼食

2007年6月17日
 サラリーマンをしていた頃、僕が中学校でお世話をかけた恩師から知り合いの娘さんの就職を頼まれた。

 その頃は女子の職員は縁故の採用も有り、僕も部長に成ったのだから、一人くらいなら無理できそうであった。

 でも、その娘さんは母親と一緒に来た。
「次は一人でイラッシャイ」と声をかけたのだが、やはり親子で面接に来た。

 残念だが「お引取り」願った。15年ほど前の話だ

 今、時代が変わっているのだろう、母親と娘、母親と息子の距離は近い、学校へ問い合わせする父兄も見られる、学校も対応して「父兄と昼食会」を開いた

「息子が、何も言わないので心配で見に来ました。」と言う母と
「娘が可愛くてしょうがない。」と言う母と食事をした

 僕も死んだ母を大学呼べばよかったと後悔した。意地を張って。「親が大学に来たら。カッコ悪い。」と言う時代はトックニ終わっていたのだ。

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