600〜700人

2007年4月29日
 金曜日の夕方の講義を終えると、少し疲れがでた。今週は就職の臨時のクラスが3つあり、それぞれ100人ほど受講生がいるので、通常の周に400人前後の学生に会っているのに、更に300人程にお目にかかる事となった。

 よく他の先生に
「そんなに沢山の学生は大変でしょう。」と言われる。
でも同じ講義をするなら、50人よりは100人の方が舞台に上がって演技している気になる。
 キット僕の講義は「演技」なのだろう。ステージのショーほど人を呼べないが「ショーほど素敵な仕事はない。」と芸人はいうではないか、人前で喋るなら(しゃべる)なら多いほうが良い。

 それに何より臨時のクラスには懐かしい顔が多い、1年か2年ぶりだろう
「エッ、今日の講義は(浅井)先生なの。キャー」と言われると嘘でも嬉しく、豚も煽てりゃ(おだて)木に登るを地で行ってる気がする。

 見慣れた学生を相手に講義していると、古い洋服を着るように、着慣れた感じで講義が出来るのがありがたい。
「古くなったら捨てる。」ではなく、
少し時間がたったら、懐かしくなって
「浅井の講義でも覗きに(のぞき)に行こうか」と
寄席気分で学生さんが来れるほど愛着(あいちゃく)を持ってくれたら教師(役者)冥利かな?

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索