綺麗に髪をそば立て、小さめのバックで、本人はまるでオフィスに向かうレディのように、ハイヒールを履いて、朝一番の撲の講義を聞きに来る女学生がいた。

 あの小さなバックでは僕のテキストは持って来れない、その程度のことは予想できたので、テキストを一回10円で貸す準備をしていた。無料でも言いのだが、真面目な学生に失礼だ

 「テキスト貸すから教壇まで。」と言ったら、カタカタ降りてきて、僕の講義は人数が多いので階段教室だから、手をだす。
「はい10円」と言うと、「金だすなら、いらん。」と

 可哀相だが、テキストが無くて「英語のマンガの対訳」の講義は受けられない。「では出て行って下さい。」と言うとシブシブ10円だした。

 でもテキストも開かず、携帯をいじって居るので、3人分の30円を返して出て行ってもらった。可哀相にアレだけお化粧して朝一番の講義に出てくるだけでも、褒めなければいけないと少し悔やんだ。

コメント

みっと
みっと
2007年4月19日23:58

でも授業に参加する気がないなら、しょうがない。
いくらお化粧をがんばっても、講義に臨む姿勢が
おかしかったら、意味ないですもの。
机の上にカバン置いたままの学生を見ても、それはちょっと
変じゃないかと感じます。

大学の学費分に似合った収穫を出来ればいいんですけどね。
それは、ただの夢戯言なのかもしれません。

yasai
yasai
2007年4月20日9:02

 些細な事にも多少の生存競争があるのです。お化粧で生存競争を生き延びようとする人は僕の講義を聞かないで が本音です。

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