入学式

2007年4月6日
  中学の娘の入学式に行った。型どおりの入学式が出来て「ホット」してますと言う先生の危機感が伝わった式だった。

  荒れる学校へのイメージが先生達の連帯を強めてる。「自分達は戦わなくては」との意気込みが感じられた。

  苛め、父兄からの苦情、有名校への進学率と先生が教育以外の事に気を使わざるを得ないほど環境が酷いのか、失礼だが日本が豊か過ぎて余分な事まで抱えるようになったのかとと思った。

 日本だけでなく、アメリカでも荒れる学校は多いらしい、何せ学校で自動小銃の乱射事件で人が死んでいる。

 豊かさと教育は相容れないのかも知れない。僕が住友商事でアフリカに言った際、ようやく戦争が終って今まで無かったチョーク(白墨)を日本から輸出して喜ばれた学校にはそんな問題は無かった。

 人間の競争は、少し豊かになるとより激しくなるらしく、以前貧しかった中国の田舎の学校も公立より私立の進学率の高い学校に生徒が集中していると聞く、

 他人よりも優れた自分の子供を育てる競争が、此処まで問題を大きくしているのでは無いかと思う、人並みできたら、後は勉強の好きな人間だけが勉強すればよい、となれば心配も減るかも知れない。

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