僕が大学を受けるときも、朝は予備校の先生が「ガンバレ」って立っていた。高校の先生は其処までしなかった。

 受験が終わり門を出ると、若い人が寄って来て「どうぞ」と言ってチラシを手渡そうとした。見ると駿台か河合だったと思う

 「これに手が出るようでは落ちる。」と、やせ我慢をして駅に向かった。そんな記憶がある。冬の昼過ぎの風のない晴れた日だと思う。今日も同じような良い天気だ。

 答案用紙を揃え「はい、退場して結構です。」と学生さんに言いながら、少し肩を落として帰る学生に「どうか、帰りのチラシを受け取るなよ。」と目で追っていた。

コメント

nophoto
蘇芳
2007年1月31日8:29

朝は朝で元気よく応援しながらチラシを渡し、試験後は静かに手渡したり「お疲れ様!」と言いながら渡したり……渡す人は大体タイミングよく出してきますよね。内容を見ると試験前後には予備校は特に苛立ちますが。私の周りには自ら取りに行くという凄い子がいました。
一番頭を抱えたのは合否通知が来る前日に予備校案内が家のポストに届いていて、翌日の合否が不合格だったことでしょうか。一瞬、呪いかと疑ってしまいました。

yasai
yasai
2007年1月31日21:40

貴女は文章が上手だ。雰囲気が良く出てる。

yasai
yasai
2007年1月31日21:43

貴女は文章が上手だ。雰囲気が良く出てる。明日のブログにでも載せよう。

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