卒業論文

2007年1月10日
 ゼミ生12人が書き終えた。ホットした。僕は学生に文章を書かせている間は不安でしょうがない。

「手を出してはいけない。自分で書かせるから人間が出来てくる。」と思い、何度も同じような論文を読む。

学生の自分の言葉になるまで「OK」を言わずに何度も書き直させる。そのうち本の書き写しやパソコンのcopyが消えてくる。

 卒業論文がそのまま役に立つとは思わない。たぶん文字の上の人生の練習だと思う。

「学校は過去の他人の人生を語るだけ、明日の自分の事は自分で考えるのだ。」と学生が分かれば、僕の願いが叶う(かなう)。

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