初詣

2007年1月1日
遅い冬であったが年の終わりには広島も雪が降り始めた。冷え込みの緩い大晦日の23時すぎに初詣に向かう。お寺に近くなると人が増えた。

 零時15分前にお寺に着くと、もう本堂は人で埋まってる。鈴の僧正さんの所だ。ご近所の檀家の人が新年の法話を待っている。

 東京にいた間は、新年に法話を聴くのは京都のお西さんに詣でた信徒で、その他はテレビに映りたいカップル、と思っていた。

 普通の人が除夜の鐘の鳴る前から集まる姿は、このお寺が人の心の温かさや優しさを大事にする証(あかし)だろう。不信心な自分が疚しい(やましい)気がした。

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