年末までに卒論を終える学生が増えた。何人かが年越しとなるが、数名だろう。

 金曜22日が今年の授業の終わりだ。卒論を書く学生も焦っている。暗くなりかけた頃に「出来た。先生。読んで。」と女の子がきた。

 よい出来だ。問題も無いので学生に「事務室行き、5時に閉めないようにお願いして、卒論を提出するからと言って」と指示した。

 表紙と目次を整え提出ファイルにはさみ女の子が走った。

「年内はこの子で最後かな?」と研究室に鍵をかけ、階段を下りると事務室の明りが点いている。

 「先生、今年中に間に合わなかった。題目が4文字ほど登録と違う。」と女の子が悔しそう(くやしそう)だった。

 見ると点と括弧と横棒の使い方が違っていた。

 可哀相だが、だどり着くまで道は終らない

コメント

nophoto
2006年12月31日3:52

YAHOOニュースからの受売りですが、航空券の予約をする時に真夏のオーストラリアの「Sydney」行きのチケットを取ろうとしてスペルを間違え、真冬のアメリカの「Sidney」行きのチケットを買った事に気付かず、そのままアメリカに行ってしまったドイツ人が居たそうです。
私もたまにとても悔しい失敗をする事が有りますよ。w

yasai
yasai
2006年12月31日8:32

神々は細部に宿るといいます
些細な事ほど大事に
大きな事は誰でも分かる

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