久しぶりに東京から同級生だ。2人で暖簾を潜った。「まずはビール」をしないで日本酒を選ぶ。年を取ると日本酒が飲みやすくなるのか、最近の日本酒が旨くなったのかもだが

 「付きだし」が出てこないので「つまみ」を頼もうとすると、店員が説明するには「5000円先に払って頂ければ400円安くなります。」と言う。何じゃそりゃ?と思ったがメニューを見ると金額が無い、代わりに3とか4とか8と書いてある。大体100円見当だ。

 5000円で2人が酒を飲めれば安いと思い、「いいよ」と言った。きっとこれはアメリカの支払いを日本に入れる試みだな。ビール一杯毎に金を払う。これを前払いにしたのだろう。

 人に酒を薦め(すすめ)勘定を持ち合い、後で「割り勘負けだ」の「あいつは肉を取りすぎ」だのブチブチ言うより。自分で自分の酒を飲むと言うことを伝えたいのだろうこの店は。

コメント

nophoto
2006年12月11日3:24

「江戸しぐさ」なんて言葉が流行る一方で、お金が絡むとなんでもかんでも欧米化していくのは少し残念な気がします。
江戸時代はお金を払うのは年末で、普段はつけで飲む。
お互いが信頼し合っていたからだと思う。

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