20年ほど前にアメリカで会社を作り5年働き、その会社を弟に譲り、母親の面倒をみに日本にもどり家業をついだ友人がいる。学校に書類を持って来て「英語を使わなくて10年は経つ、浅井さん内容チェックして」とドアを叩いた。

 日本の年金に当る「社会保障費」が支払われる年齢になったようだ、その書類に銀行口座番号を書いて返送せよとの書類だ。問い合わせ先の電話番号が日本でなくフリッピンのアメリカ「年金事務所」となっている。

 フィリッピンに電話して何時も電話が通話中なので、日本にあるアメリカ大使館にクレームした所、「その件はフリッピンが扱う。」との対応のみで仕方なく「書類に万全を期して、送り返したい。」と言う

 日本人もアジア人だから、アジアの年金は一箇所で扱うみたいな、アメリカの荒っぽい面は知っているが、この書類読むと、アメリカの為に働き、税金(保険料)を納めた人には返金すると言う意思は読み取れる。

 日本の年金は「統計の読み違いとか、運用の責任とか、インフレの調整とか、全てを解決しようとし、かえって『あやふや』な気がする。 納めた物を一定の年齢になったから帰すという基本的な書類に好感を感じるのは、僕が複雑な脳を持って無いからだろう。

コメント

nophoto
みっと
2006年8月23日23:24

何十年経ったら、日本では年金という言葉がなくなってそう。

nophoto
2006年8月24日3:47

これからは年金を納める人が減って、貰う人が増える時代だって言うのに、私たちは自由と放漫の違いも教えられず、
「将来の年金より、最新のブランドファッション」って考えがちな世代だから、その影響で、保険料が上がろうと、税金がアップしようと、それはそれで、仕方の無いことだと思っています。

でも何が嫌ってその払った年金や税金が「ダサい使われ方」をしてるのが許せない。政治の多数派工作やらに使われるのはまだ許せるんだけど、キャバレーのお姉ちゃんを口説いたりするのに使うって……。

もちろん私は、学生の間だけ手続きして支払いを免除してもらって、就職したら毎月収めようと思ってますけど。

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