学生を呼び出す

2006年8月16日
 夏休みに学生を呼び出し指導される先生がいる。僕にはそんなに親切にできない。ここまでされる先生のご苦労は大変だ、頭が下がる。

 それに、僕は他人に意見を言うとき「自分は嫌だ」は言えるが、「こうした方が良い。」はどうも言えない。僕には将来を見通す力が足りない。それ故、指導は何時も少し遅れる。

 誰も居ないはずのお盆の休みに、N君がドアを開けた「先生、居らん事にして。」と興奮してる。何があった?と聞くと、呼び出されて説教を食らった。と 

 それは愛情だよ、何とか君を及第にしようと言う親心なのだ、君は「馬鹿にされた」としか感じないけど、時間と手間をかけて其処までして呉れるのは有難いよ。「いらんそんな物」と答えが返る。

 体力も可能性もあるのだが、自分が抑えられない、「自由、平等、平和」を鵜呑みにして、世の中や先生は自分の為にあるはずで、あるべきだ、と信じているのだろう。

 まるで若い頃の僕を見ているようで恥ずかしい。キット僕も沢山の先生や先輩に苦労かけたのだろう。

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