ワシントンから帰国した隣の研究室の先生に、「浅井先生はビジネス英語は何を教えておられるのですか」と聞かれ困った。

 最初は4年生向けの就職用に請求書invoiceインボイス等々を講義していたのだが、外資系に勤める学生もすくなく。旅行業界やホテルに勤めたい学生に観光や予約bookingブッキングに変えた。

 更に変えて、最近は学生が留学や旅行に行くときに困らないように、メニューmenuの読み方が主流になってきた。勿論、基本的なテキストは立派な物が有るのだから心配ないが、テキスト通りに行かないのが人生だ(授業だ)。

 君たち、アメリカに行って英語とお金が心配だから、マックしか知らないじゃ恥ずかしいよ、たまに奮発して日本料理屋でマグロとアボカドabocadoロールじゃ淋しいだろうと。講義すると学生は良く聞くが僕は下世話な旅行代理店の英語のようで恥ずかしい。

 この学生がアメリカでサンドイッチを注文できるのは何時の日だろう、本当の事は中々通じない。

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