男の子しか興味を示さなかった研究室の前の花瓶に女の子がお花を飾ってくれた。やっぱり女の子だ部屋の前だけでなく部屋の中にある女房の古い鏡台の脇にも飾った。

 アジサイ紫陽花ともう一つ僕の名前の知らない花だ。一生懸命いけている。「習ってたんですけど」と色々おき方を考えてる。

 花が余りそうで、花器も小さいから「お皿でもコップでも使ったら」と言ったら花びらが透明なグラスに浮かしてあった。

 授業から部屋に戻ると花が出迎えるみたいで嬉しい。と喜んでいた。

 昼過ぎに男の子が「先生」と呼ぶ、心の中で「君の気使いも有り難かったが,女の子が花をいけると綺麗だ。」と言おうと思ったが,彼の言うのには

 花を3つも置いてはいけません。花の後ろに写真があれば「遺影」みたいです。言われて見るとそうかも知れない背景は黒地だ。

 「花は一つです。」と片付けられた。男と女の両立は難しいのかも知れない。

コメント

nophoto
やま
2006年6月27日11:37

研究室前のお花見ましたよ♪ かわいく飾られていたので「先生かな?学生さんかな?」って思っていました。 そんなやりとりがあったんですね! 

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