ラクビー部と先輩

2006年6月24日
 高校、大学とラクビー部だった僕は、先輩と後輩の付き合い方を肌で覚えているつもりだが。先輩から「浅井は新人類だから。」とか「都会の甘やかされた坊や。」とか「礼儀を知らない。」と言われてた。

 でもかなり公平なラクビー部で、新人だから早く来てグランドに線を引けとか、ボールを磨けとか言われたことは無かった。そんな事を言うと新人が退部して部員が少なくなるのを恐れたのかもしれない。僕たちは4年になっても雑用を1-2年に押し付けた事はない。

 大学の4年で授業が暇だから、早くグランドに来てボールを磨いていると。不思議な安心感があった。 今はその種の雑用は「女子マネージャー」なる方が引き受けている。

 しかし、運動部に入らない学生は「スポーツのド根性ばなし漫画」を信じて先輩、後輩の関係を恐れる。そいて自分たちが先輩になると、後輩の使い方、後輩からの使われ方をしらない。

 就職すれば直ぐに必要な習慣なのだが、自由平等公平が先生の監視の下で成り立つと思い込み、実社会に入っていけない。学校と現実の溝が深まる。

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