あいつがテレビに

2006年6月15日
 僕は自宅でテレビを見ない。女房は僕が帰るまで見ているらしい。何時もなら、僕が玄関のチャイムを鳴らすと「はい」の言葉の前に「ボッチ」とテレビを消す音がする。でも今日は違う。

 玄関に出迎えて「貴方xxさんがテレビに出てたわよ。」と言う。無記名の携帯電話を10万台も買われて、「オレオレ詐欺」に使われテレビの前で釈明しているv-fon常務の肩書きだ。

 彼とは同期だ、自分が会社に残れなかった悔しさもある。テレビの前で謝るのは大変だろうなと、自分でなくて良かったと思う気もあるが、謝ってみたい気もある。

 過ぎた昔を恨むじゃないが、明日また雨上がりの校庭で学生と遊んで過ごそう僕のキャンパスライフだ。

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