岩手から来ました

2006年5月25日
 長野と栃木の学生に驚いていたら、「先生、私は岩手です。」と研究室のドアを開けた女の子がいた。若い子は東京へ行きたいのかと思いこんでいた僕があさはかだった。岩手から広島の学校へ来るんだ。

 何でも1番が良い、何でも100点が良い、靴もバッグも一番高いのが良い。東京が一番で地方は2の次と思いこむのは僕であって、若い学生さんは違う判断をするのだ。

 日本の将来を心配する声もあるが、お年よりは自分のもらう年金を心配する声を日本の将来との言い換えてないか心配する。

 若者を心配してもはじまらない。僕達だって心配された。若者は国の宝だ。彼らが自分の目で見て、考えて東京を選ばずに、地方から地方へ移れるなら、日本の将来は大丈夫じゃないかな。

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